そんなこんなで、入院中劇的に改善した心身の不調は、退院し自宅に戻った途端にまた悪化。
カサンドラ症候群の原因となる発達障害&人格障害の夫と暮らすのだから、当然です。
しかし、この頃の私にはもちろんわからなかったし、担当医もそんなことは教えてくれませんでした。たぶん知らなかったのでしょうが。
当初、B医師の診察は夫が同席していたと書きましたが、1年ほど経ったあるとき、夫が自分の睡眠時間が回転する件について相談しました。
この頃彼は自宅でフリーランスの仕事をしていたのですが、当時仕事に対してやる気満々だった彼は、集中すると他の何もかもを忘れてしまっていました。食事も、睡眠も…。
食事の時など、私が食事の準備が終わったから食べてと、繰り返し繰り返し強く言い続けて、ようやく食卓についても夢遊病患者のようでした。
仕事に夢中になるあまり、睡眠時間もどんどん後ろにずれていく現象が起きていました。
12時に寝ていたのが2時になり、4時になり、6時になり…。
睡眠時間はわりとたっぷり取っていたから、起きる時間もそれに合わせて移動していくので、昼間しか出来ないさまざまな事をするのに支障が出ていました。
するとB医師は、「そんなのは薬で簡単に治りますよ!」とおっしゃいました。「大丈夫!子供も飲むような安全な薬ですよ!」
夫はこのとき処方された睡眠薬から、精神科医および向精神薬との長い付き合いが始まります。
結果的に、夫はこの睡眠薬に始まり、その後さまざまな心身の諸症状を訴えるようになり、最終的には私のとそんなに変わらない大量の向精神薬を服薬するようになりました。
途中からは診察も私とは別になり、それによりさまざまな問題が起きるようになりました。…まぁ、それも後でわかったことなんですけどね。
夫は恐らく先天的にアスペルガーとADHDという発達障害をもち、後天的な環境から自己愛性人格障害を併発していました。
私に対する感謝やいたわりの気持ちが著しく足りず、傷つけるような言動を無意識のうちにすることはそれまでもたびたびありましたが、しかしそれでも、向精神薬を服薬するようになるまでは、モラハラというほど酷いものでもありませんでした。
夫にとって向精神薬は、もともと働きの弱い前頭葉を更に麻痺させ、発達障害の大人にとって重要な理性や忍耐力などをさらに失わせ、後先考えずに行動してしまう衝動性を強化するものになりました。
向精神薬だけでなく、それが悪化したのは更にいくつかの要因があります。
酒・薬(向精神薬)・そして医師の後押し…(苦笑)。
お酒も基本的には向精神薬と同じと、私は思っています。
素面の時に前頭葉が頑張って働かせている理性を失わせるから、お酒で失敗する人が多い。
実は、彼は出会った当初、ほとんどお酒を飲まない人でした。
少しでも飲むと赤くなるタイプで、お酒に弱い体質である自覚があり、当時は友達もほとんどおらず、飲みに行く相手もいなかったのもありました。
彼は、(彼よりは、だけど)社交的で友人が多く、そういう席で楽しそうに飲食している私に憧れがあったそうです。
結婚後、私につきあって外食時にワインを飲むようになり、気付いた頃には発達障害ならではのこだわり気質がそのワインに向かっていました。
毎日最低1本ワインを飲み、ワイン教室に通い始め、ワインの試飲会や愛好家の集うワイン会などに参加するようになったのは、引っ越して数年経った頃でしょうか。
この頃にはB医師の診察も別になっており、彼は各種向精神薬のお世話になっていました。
夫は、ワイン教室やワイン会でたくさんの女性と知り合う機会を得て、その後長く続く女性問題を次々起こすようになりました。
(これらワイン愛好家の集まりは、中高年既婚男女が多いにも関わらず、非常に男女関係が乱れている世界でした…。)
“女性問題”。
不倫とは言い難い夫のそれは、数々の女性との恋愛ごっこを楽しむものでした。
つまり、最終的な性行為まではいかないんです。一時、彼のメールなどで判明した酷い状態だと、その直前くらいまではあったようですが、夫の中では「性行為さえしなければギリギリOK、不倫ではない。つまり僕は何も悪い事をしていない!」という理論だったようです。
実際、そこまでの証拠がないと離婚は難しいようですし、私もどう捉えたら良いのか悩みましたが、不快なものは不快でしたし、何度もそう伝えました。
他の女性(しかも既婚…)と毎日何度も恋愛のメールを交わし、頻繁に彼のおごりでそれなりに高級なレストランに二人で食事に行き、プレゼントなど渡し、キスくらいならいいだろうと。なんならちょっと触ったりしたくらい、まぁバレないだろうし不倫ではない(彼の中では)。
キャバクラ遊びにハマっている男性となんら変わらないといえばそうなんですが、これが不快ではない奥さんがいるとするなら、その夫婦関係は冷え切っているとしか思えません。
この頃、夫は異常だとB医師にも訴えたことのひとつが、それらの恋愛相談をよりによってこの私にするということでした。
「友達の話なんだけどね…」で始まりますが、当時夫には男性の友達はほとんどおらず、どう考えても「あなたの話でしょ!」という恋愛相談を妻である私にする。
あり得ないと思ったんですが、B医師に話すと「夫さんは青春時代をお勉強だけで過ごしちゃったから、いま青春やってるんですよ!そのくらい我慢してあげなさい!そのうち終わりますよ!」と、まるでたいしたことではないように言われてしまいました。
「友達の話なんだけどね…」と、自分ではないアピールをするあたり、一応バレてはまずいことをしている自覚があるということよね?
ともかく、夫の行為は医師によって全て肯定されました。
なぜでしょう?男だから男の気持ちがわかるのかな?
ともかく、医師からの支持が後押しとなり、夫の女性問題はその後も次々と続き、さらには「俺の稼いだ金で暮らしてるくせに!」というモラハラ夫の常套句が頻繁に登場するようになりました。
夫は当時、B医師に自分を正当化するために、私の言動についてあることないこと言っていたようです。
本人が白状しました。
私が夫に対してあまりに酷い言動をするために、自分が外で遊び回るのは仕方ないのだと。
詳細までは言いませんでしたが、夫としてはこれらの問題行動はB医師とその処方した薬物などによるもので(だから自分は悪くない)、B医師が悪いのだと私に訴えていた時にその話になりました。
私からみたらあからさまな夫の嘘を真に受ける精神科医もどうかとは思いますが、嘘の証言を真に受けてそれがもとで誤診となったなら、同情の余地もある…かもしれません…。私としてはあまり同情したくありませんが。
ともかく、夫の自己正当化のための偽証と、追い詰められた私の間違った認識による相談により、B医師の中で、私は境界性人格障害ということになったようでした。
ちなみに、夫の言う、私が夫にした酷いことのうち、本当にあったことのひとつが、連絡なしで夜遊び&朝帰りで大喧嘩になったその日の夜、またしても連絡一切なしに夜遊びしてきて朝帰りの夫を、玄関ドアにチェーンかけて閉め出すというのがありました。
その前に夫の携帯に電話し、留守電にこれ以上遅くなったらそうすると警告もしてありました。
なお、夫はプロの泥棒よろしく、針金かなんかでチェーンを器用にあけて入ってきました…。
カサンドラ症候群の原因となる発達障害&人格障害の夫と暮らすのだから、当然です。
しかし、この頃の私にはもちろんわからなかったし、担当医もそんなことは教えてくれませんでした。たぶん知らなかったのでしょうが。
当初、B医師の診察は夫が同席していたと書きましたが、1年ほど経ったあるとき、夫が自分の睡眠時間が回転する件について相談しました。
この頃彼は自宅でフリーランスの仕事をしていたのですが、当時仕事に対してやる気満々だった彼は、集中すると他の何もかもを忘れてしまっていました。食事も、睡眠も…。
食事の時など、私が食事の準備が終わったから食べてと、繰り返し繰り返し強く言い続けて、ようやく食卓についても夢遊病患者のようでした。
仕事に夢中になるあまり、睡眠時間もどんどん後ろにずれていく現象が起きていました。
12時に寝ていたのが2時になり、4時になり、6時になり…。
睡眠時間はわりとたっぷり取っていたから、起きる時間もそれに合わせて移動していくので、昼間しか出来ないさまざまな事をするのに支障が出ていました。
するとB医師は、「そんなのは薬で簡単に治りますよ!」とおっしゃいました。「大丈夫!子供も飲むような安全な薬ですよ!」
夫はこのとき処方された睡眠薬から、精神科医および向精神薬との長い付き合いが始まります。
結果的に、夫はこの睡眠薬に始まり、その後さまざまな心身の諸症状を訴えるようになり、最終的には私のとそんなに変わらない大量の向精神薬を服薬するようになりました。
途中からは診察も私とは別になり、それによりさまざまな問題が起きるようになりました。…まぁ、それも後でわかったことなんですけどね。
夫は恐らく先天的にアスペルガーとADHDという発達障害をもち、後天的な環境から自己愛性人格障害を併発していました。
私に対する感謝やいたわりの気持ちが著しく足りず、傷つけるような言動を無意識のうちにすることはそれまでもたびたびありましたが、しかしそれでも、向精神薬を服薬するようになるまでは、モラハラというほど酷いものでもありませんでした。
夫にとって向精神薬は、もともと働きの弱い前頭葉を更に麻痺させ、発達障害の大人にとって重要な理性や忍耐力などをさらに失わせ、後先考えずに行動してしまう衝動性を強化するものになりました。
向精神薬だけでなく、それが悪化したのは更にいくつかの要因があります。
酒・薬(向精神薬)・そして医師の後押し…(苦笑)。
お酒も基本的には向精神薬と同じと、私は思っています。
素面の時に前頭葉が頑張って働かせている理性を失わせるから、お酒で失敗する人が多い。
実は、彼は出会った当初、ほとんどお酒を飲まない人でした。
少しでも飲むと赤くなるタイプで、お酒に弱い体質である自覚があり、当時は友達もほとんどおらず、飲みに行く相手もいなかったのもありました。
彼は、(彼よりは、だけど)社交的で友人が多く、そういう席で楽しそうに飲食している私に憧れがあったそうです。
結婚後、私につきあって外食時にワインを飲むようになり、気付いた頃には発達障害ならではのこだわり気質がそのワインに向かっていました。
毎日最低1本ワインを飲み、ワイン教室に通い始め、ワインの試飲会や愛好家の集うワイン会などに参加するようになったのは、引っ越して数年経った頃でしょうか。
この頃にはB医師の診察も別になっており、彼は各種向精神薬のお世話になっていました。
夫は、ワイン教室やワイン会でたくさんの女性と知り合う機会を得て、その後長く続く女性問題を次々起こすようになりました。
(これらワイン愛好家の集まりは、中高年既婚男女が多いにも関わらず、非常に男女関係が乱れている世界でした…。)
“女性問題”。
不倫とは言い難い夫のそれは、数々の女性との恋愛ごっこを楽しむものでした。
つまり、最終的な性行為まではいかないんです。一時、彼のメールなどで判明した酷い状態だと、その直前くらいまではあったようですが、夫の中では「性行為さえしなければギリギリOK、不倫ではない。つまり僕は何も悪い事をしていない!」という理論だったようです。
実際、そこまでの証拠がないと離婚は難しいようですし、私もどう捉えたら良いのか悩みましたが、不快なものは不快でしたし、何度もそう伝えました。
他の女性(しかも既婚…)と毎日何度も恋愛のメールを交わし、頻繁に彼のおごりでそれなりに高級なレストランに二人で食事に行き、プレゼントなど渡し、キスくらいならいいだろうと。なんならちょっと触ったりしたくらい、まぁバレないだろうし不倫ではない(彼の中では)。
キャバクラ遊びにハマっている男性となんら変わらないといえばそうなんですが、これが不快ではない奥さんがいるとするなら、その夫婦関係は冷え切っているとしか思えません。
この頃、夫は異常だとB医師にも訴えたことのひとつが、それらの恋愛相談をよりによってこの私にするということでした。
「友達の話なんだけどね…」で始まりますが、当時夫には男性の友達はほとんどおらず、どう考えても「あなたの話でしょ!」という恋愛相談を妻である私にする。
あり得ないと思ったんですが、B医師に話すと「夫さんは青春時代をお勉強だけで過ごしちゃったから、いま青春やってるんですよ!そのくらい我慢してあげなさい!そのうち終わりますよ!」と、まるでたいしたことではないように言われてしまいました。
「友達の話なんだけどね…」と、自分ではないアピールをするあたり、一応バレてはまずいことをしている自覚があるということよね?
ともかく、夫の行為は医師によって全て肯定されました。
なぜでしょう?男だから男の気持ちがわかるのかな?
ともかく、医師からの支持が後押しとなり、夫の女性問題はその後も次々と続き、さらには「俺の稼いだ金で暮らしてるくせに!」というモラハラ夫の常套句が頻繁に登場するようになりました。
夫は当時、B医師に自分を正当化するために、私の言動についてあることないこと言っていたようです。
本人が白状しました。
私が夫に対してあまりに酷い言動をするために、自分が外で遊び回るのは仕方ないのだと。
詳細までは言いませんでしたが、夫としてはこれらの問題行動はB医師とその処方した薬物などによるもので(だから自分は悪くない)、B医師が悪いのだと私に訴えていた時にその話になりました。
私からみたらあからさまな夫の嘘を真に受ける精神科医もどうかとは思いますが、嘘の証言を真に受けてそれがもとで誤診となったなら、同情の余地もある…かもしれません…。私としてはあまり同情したくありませんが。
ともかく、夫の自己正当化のための偽証と、追い詰められた私の間違った認識による相談により、B医師の中で、私は境界性人格障害ということになったようでした。
ちなみに、夫の言う、私が夫にした酷いことのうち、本当にあったことのひとつが、連絡なしで夜遊び&朝帰りで大喧嘩になったその日の夜、またしても連絡一切なしに夜遊びしてきて朝帰りの夫を、玄関ドアにチェーンかけて閉め出すというのがありました。
その前に夫の携帯に電話し、留守電にこれ以上遅くなったらそうすると警告もしてありました。
なお、夫はプロの泥棒よろしく、針金かなんかでチェーンを器用にあけて入ってきました…。