なぜこちらを選んでいるか。 | 宮田哲治_化学物質過敏症のてつびんのブログ Smokefreeを日本の常識に

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6畳間ホームシアターで映画や音楽を楽しんでます。
お休み中の弓道はまだまだ初心者。
ちなみにSmokefreeって自由喫煙じゃないですよww

なぜ、ここまで健康について考え、
こうまでして身を守らないといけないのか。

まぁ理由はなんであれ、そうする方を選んでいる。

いまさら恐くてそうでない方を選べなくなっている。
そうしないとたぶん体がもたないんじゃないかという怖さもある。



日本では、かつて飽食の時代といわれた時代があった。
世界中からいろんな食べ物を買いあさって、
昔のひとより美味しいものをたくさん食べているらしかった。

いつも、なんか騙されてる感じ、というか強い違和感があった。
ほんとうは昔の人のほうが美味しいものを食べてたんじゃないか?
これって飽食なのか?・・・

いまは分かる。
やはり違和感は正しかった。
イミテーションと工業製品、嘘っぱち。
そんな「食品」があふれていた。



考えることになったきっかけは
未来少年コナンに出てきたプラスチックパン、
最初に疑問をもったのは醤油、
最初に衝撃を受けたのは豆腐、だったかな。

大量の「醤油」が出回って
昔より安く簡単に手に入るようになったという。
でも待てよ、それってほんとうに「醤油」なのか?
ってなことを考えてはいたけれど、
悲しいかな、当分は「これが醤油」ってのには出会えなかった。

もちろん、スーパーの棚に並んでる商品ひとつの後ろには
たくさんの人の生活がかかってるというのは分かってる。
できのいい工業製品には見える。
しかし、「食品」ではあるにしても、
僕にとってはもはや食べ物ではない。



スーパーなんかで「食品」を買うとき、
リスクについて考える人は増えたと思う。
食品添加物、残留薬品、農薬、遺伝子組替え、・・・
そういう目で「食品」を見たとき、
選べる選択肢はとても少ない。

もちろん社会で圧倒的に強いのはお金。
でも選ばないでいると、そのうち選べなくなるのは面白い。



余談だけど、
どこかの国は、実験場としてはいい条件が揃ってる。
海に囲まれ、
消費者に情報は届かない、
惰性、無関心、思考停止、無力感。



いまの世は、草枕の頃よりも住みにくいのか、さして変わらないのか。

そんなことはどうでもいいか。

自分がなにを選ぶか選ばないか。
それしかないんだから。