あなたの口癖は何ですか?

私の母は現在89歳です。
元気で長生きしてくれています。

母の口癖は
「すみません」

「ありがとう!」

「良かった!」です。

泊まりで時々来る母の着替えを手伝っていると
「すみません」って私に言うんです。毎回です。
「お母さん、娘だから気を遣わないでね。」
「ありがとう!」
「良かった!暖かくなって」とにこにこ顔です。

小学校の教師だった母は、私を産んでから退職しました。
その頃は、子どもを産んで勤めている人はいなかったと言っています。
父は婿取り。
いつも威張っていたのは父でした。

厳粛な母を私は嫌いました。
あれをしてはだめ。だめ出しだらけの口癖でした。
家柄なんて関係無いと反発しますた。

弱かったので、年中入退院を繰り返し、迷惑かけていたにも関わらず、
感謝はあったのですが、親の言いなりになりたくない!と
いつも親を怒らせていました。

大人になってから、親に恩返しをしようと決心し、
学校に品物を卸していた文房具屋さんだったので、毎日学校に御用聞きにいきました。
多くの学校の先生を毎日見ることができ、大変勉強になりました。
私の考え方の原点は、学校に出入りしていたときに培われたものです。

あんな思いやりのない先生になんか絶対ならない!
口と心と違う先生を見抜く私を先生は、
「子どもらしくない」と成績表に書いて来たりしました。
小5の時の先生でした。
一見、感じの良さそうな先生でしたが、私の事は見抜いていませんでした。

「先生だって分からない事があるんだ」
と教えてもらった先生に感謝しています。

だからこそ、教える側として、子ども達に接するとき、
子どもの声を大切に聞きます。

親に言えない事も毎回私に訴えてきます。

子どもは結構、悩んでいます。
些細なことで悩んでいます。

不思議なことに、悩みを解決し、親子関係が正常になると、子どもはテストでミスが少なくなるんですよ。

「うちの子は、些細なミスが多い!」と感じているお父さん、お母さん、
子どもは悩んでいるかも知れません。

誰かに言うことができたら、どんなに楽になるでしょうか?

毎回、
「先生、内緒だけど・・・」
とみんなが聞いているのに話しかけて来ます。

みんな、大好き!

数年前から、子どもは教えるのを辞めようと思ったときから,生徒を減らてきました。

すると、今度は房仙会に、入りたいけど
「試験があるのでうちの子は無理」
「出来る子しか取らない塾だ」
「先生が怖い」
と、変な噂が広がり近くからの入室は低下しました(苦笑)
その代わり、学区外から来てくれます(*^o^*)

まーいいか、来てくれた人が喜んでくれれば、それでいいか!って感じです。

私の近頃の口癖は
「ちゃう、ちゃう」
らしいです。
違う、違うが大阪弁になっています(*^o^*)

今日は、午前中のレッスンを終え、大阪教室に移動します。

きっと、「ちゃう、ちゃう!」ばかり言うのでしょうか?

怖いですね。
自分では言われるまで気が付かないのです。

私は弟に指摘されました。

「なんだ、ねえちゃん、俺に、ちがう、違うばかり言うなよな!」
と。

良い口癖を作りましょう。

自分に反省しながら

良かった!

ありがとう!

が本来の私のくちぐせのはずでした。