2013年6月27日  おはようございます!

水曜の午後のレッスンでのこと

こんな事が房仙会の徳育ですと紹介したくなりました。

合宿が終わった後が、大切な徳育の指導のチャンスです。

合宿中終盤、一人の男の子が喧嘩して泣きました。

泣かせた子は謝りましたが、許せず、泣いていました。

保護者が待っていて、これから発表会だと言うその時でした。

状況を聞いたら、一方的に泣かせた相手が悪いわけではないことが分かりました。
お互いが悪かったのです。

なので、そこを納得メルコとができ、相手だけが悪いんではない!
それで、
「自分も悪いことを認めたら、素敵になるよ」
と説明しました。

最初は、彼は自分も悪いことを納得出来ませんでした。

「なぜ?」と聞くと
「お母さんに怒られるから」だそうです。

お母さんは怒らないし、お母さんにも言わないし、
先生も、また他のみんなも、ワガママでない人は少ないし
だからって、それが決して悪いことではないからと話しました。

認める事って勇気がいるし
認めることが出来たら、素敵になることも話しました。

認めないまま時が過ぎるのを懸念した私は

その近くにいた4歳の子に突然質問をしました。

「○ちゃん、あなたはお姉ちゃんに対し、意地悪をするよね」と。
すると
「うん!」と素直に答えたのです。

びっくりしました。

まさか、自分が意地悪をしているなんて言うわけないと
期待もせず、聞いたのです。

素直に自分の非を認めるって素敵です。

「○!素敵!偉い!天才!大好き!」
と抱きしめました。

どれか、一つぐらい覚えていて欲しいと願いを込めて抱きしめました。

ものすごく、素敵な笑顔でした。

振り向いて前出の彼に聞くと
直ぐ、自分のワガママを認めました。

相乗効果です。

みんな、素直でそれがいい!

順番に幼稚園児に聞いていきました。

たまたま、幼稚園児は、みんな兄弟、姉妹と一緒に通っています。

一人の子は
「お姉ちゃんが悪い!」
といい、
お姉ちゃんは
「えっ?」

これは何とかせねばならないと思ったとき

4歳の他の生徒が
「どっちもどっちじゃない!」
と言ったのです。

すごくないですか?

これってすごい!
と抱きしめました。

みんな、みんな抱きしめました。

あまりに良い子達なので
アイスをあげたいと思いつきましたが
足りず、買い出しに行き、
アイスを食べて帰ったとさ・・・・。

これが徳育って、疑問に思われないことを祈るのは
私だけ?