鹿毛馬初めて入手(5) | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。


7月中旬・函館市

いかの街・函館は、道南最大の都市で、北海道・臺3の都市 渡島・檜山の中心地であり、渡島総合振興局の所在地。

幕末の開港以来・函館(旧・宇須岸 うすけし)は、戦前まで、東北・北海道の最大の都会として、函館市(渡島総合振興局管内)が担い、烏賊・塩ラーメンなどの特産品、谷地頭・湯の川の両温泉、異国情緒漂う街として、黄金時代を築き上げたが、1935年(昭和10年)の大火と第2次世界大戦の空襲などで、発展にブレーキをかけてしまい、道南・函館市(渡島)の経済も縮小した上、戦後は道央・札幌市(石狩) 道北・旭川市(上川)に都市の地位を奪われたまま、青函トンネル・北海道新幹線の開業をへて、今日に至っています、その間・函館港まつり・はこだてクリスマスファンタジーなどを開いたり、新特産品 ブリなどを売り込むなどとして函館の活性化に努めておりますが、さっぽろ雪まつりなどの、札幌に取られて、観光客の減少傾向が続くのか、今後の課題になっております。


こんな、烏賊と塩ラーメンの街、道南最大の都会 渡島総合振興局管内の函館市にある、函館競馬場で農林水産大臣賞典・2歳ステークスのトップを切り、函館2歳ステークスが第11競走で行われるのです。

秀明さんは、烏賊量の都合から、競馬場に応援観戦に行けませんが、秀明さん自身の所有船内で量の準備をしながら、テレビ(ラジオ)で観戦します。

優人さん・フランチェスカさん・アンリシャルパンティエさん・グラーフさん・拓斗くんは、応援馬艦船の為、函館市電で競馬場前へ行き、優人さん以外は、100円・50円の入場料を払って、入場します。

優人さん「函館競馬場に来た、ヒュータウン Hugh Townの2戦目の競争になるから、無敗馬として、是非、勝利させてほしい。」

その後、秀明さんが、自身の所有する船の置かれている 住吉漁港(住吉町・優人さんの、自宅の立っている場所で、谷地頭電停から徒歩1~2分。)から、函館市電で競馬場前へ来て100円を払って入場してきた。


秀明さん「優人さん、持ち馬の2戦目だね。」

優人さん「そうですよ、2戦目ですよ。」

フランチェスカさん「そうね。」

アンリシャルパンティエさん「ぜひ、勝利してほしいですね。」

グラーフさん「そうですわ。」

拓斗くん「無事に走ってくれるだろうか。」

函館競馬場は、優人さんの地元・函館にある競馬場で、北海道内に2か所ある、日本中央競馬会の所所有する競馬場では、唯一・渡島総合振興局管内に所在する競馬場で、胆振・渡島の両総合振興局管内や、檜山振興局管内の地域名を特別競走が行われることで知られる競馬場です、他に、石狩振興局管内・札幌市中央区にも、札幌競馬場があり、2か所ある道内の中央競馬場の1つです。

昼前、正明さん・良子さん・妃花さん・典幸さん・憲二朗さんが、石狩振興局管内・札幌市豊平区から、高速バスと路線バスを乗り継いでやって来ました。

正明さん「前走、所有馬が2戦目で初勝利を挙げた楊で、今回・重賞初挑戦になり、是非、勝利したいと想い、願っております。」


秀彦さんも、十勝総合振興局管内・上川郡・新得町から、マイカーで出撃です。


秀彦さん「前走、デビュー2戦目の、サラ系2歳未勝利戦で初勝利をあげました、今回・函館2歳ステークスに参戦します。」


英秋教授さんは、後志総合振興局管内・小樽市銭函2丁目から、新規購入した、ハイエース・ワゴンで函館競馬場へ来場します。

英秋教授さん「前走・デビュー2戦目の未勝利戦で、初勝利を挙げ、函館2歳ステークスに駒を進めてきました、今回・勝利をめざします!」

函館麺厨房 あじさい 函館競馬場店(開催日のみの営業で、それ以外は、JR函館駅店か、紅店に問い合わせて利用する。)で、優人さんのお得意な塩ラーメンを賞味する。

優人さん「おいしい、塩ラーメンは、函館ではなくてはならない味です。」

正明さん「こっちは、味噌ラーメン、函館に来ても、札幌の味噌ラーメンは、おいしい。」

ラーメン賞味でも、渡島と石狩の味対決を楽しみました。


暑い盛りの、函館競馬場ですが、いよいよ、農林水産大臣賞典・函館2歳ステークスの、パドックと威張れる、馬の下見所での周回が始まるので、優人さんらは、下見所(パドック)へ行きました。

優人さん、馬主利用者証を携帯しているのでそのまま、入ります。


前走・メイクデビュー・東京を1着で制覇し、初勝利を飾った、ヒュータウン Hugh Townも参戦します、その為・優人さんは、同馬の期限を伺うのです。


この日のヒュータウン Hugh Townは、おとなしい姿で、歩めていて、機嫌が良く、歩めていました。

ヒュータウン Hugh Town(ラザニアNo2061)らの出走馬たちは、周回の後、地下馬場を通り、函館競馬の本馬場へ、入場します。

農林水産大臣賞典・函館2歳ステークスの本馬場入場が始まりました。


各地で行われる、農林水産大臣賞典・2歳ステークスのトップを切って、函館の2再チャレンジを決める、函館2再ステークスの出走メンバーが紹介されていて、ヒュータウン Hugh Townは、5番のゼッケンを付けて参戦します、もちろん、おとなしく歩めています、返しに入ると、大きい蹄を鳴らしては、走っていました。


農林水産大臣賞典・函館2歳ステークスのスタート地点に入り、輪乗りを行っています。

ヒュータウン Hugh Townも、おとなしく輪乗りを行い歩めています。

グロッセート Grosetoは、前走・デビュー2戦目で初勝利を果たしており、今回・2度目の対戦になります。

果たして、ヒュータウン Hugh Townが連勝するのか、注目のファンファーレを迎えます。

ファンファーレと共に、函館の2歳チャンピオンを決める、農林水産大臣賞典・2歳ステークスのトップを切る、農林水産大臣賞典・函館2歳ステークスのゲートインを迎えました。

1番人気が、ヒュータウン Hugh Townで5番ゲートに収まり、完了しました。

半数近くが、ゲート内に収まり、最後の枠入り、16番の、サダノオオカミが入りました。

枠入りが完了し、ゲートオープンと同時に、農林水産大臣賞典・函館2歳ステークスのスタートが切られたのです。


出遅れは、さほどありません、綺麗な飛び出しを見せました。


先行争いに移ると、まず、オヤンブレ Oyanbreが行き、2番手には、ヒュータウン Hugh Townが行きます、3番手には、グロッセート Grosetoが、4番手には、テミヤ Temiyaと続いて、第1コーナーからカーブを曲がり、第2コーナーを過ぎ、800mの標識を過ぎます、先頭が入れ替わり、グロッセート Grosetoが立ちました、2番手は、ヒュータウン Hugh Townがつけています。

3番手にはオヤンブレ Oyanbreがずるずる引き下がり、テミヤ Temiyaが進出する所で、第3コーナーからカーブを曲がり、第4コーナーを過ぎて、直線コースに入り、勝負に入ります。

先頭・グロッセート Grosetoがつけていますが、外から、ヒュータウン Hugh Townがが襲って来まして、後300mの所で、ヒュータウン Hugh Townがグロッセート Grosetoをかわして、先頭に躍り出ました、200mの標識を過ぎて1馬身から4馬身差を広げて、1着でゴールイン板を通過しました。


2着に、グロッセート Grosetoが入り、3着はオヤンブレ Oyanbreとコタンノイノリ Kotanno Inoriの間で写真判定をするとのことです、5着には、テミヤ Temiyaが入りました。

写真判定の結果・3着には鼻差で、コタンノイノリ Kotanno Inoriが入り、4着には、オヤンブレ Oyanbreが入りました、5着は、テミヤ Temiyaとのことです。

上位入賞場は、検体採取所で尿を採取し、検査され、結果・禁止薬物は検出されませんでした。

優人さん「やったぁ、ヒュータウン Hugh Townが勝った、2連勝だよ。」

正明さん「くやしい、グロッセート Groseto 2着か。」

茂一郎さん「コタンノイノリ Kotanno Inori 3着、そんな馬鹿な。」

秀彦さん「オヤンブレ Oyanbre 4着、惜しい。」

英秋教授さん「テミヤ Temiya 5着・残念!」


優人さん「ラザニアNo2061が、1着でウイニングランをして、戻ってきたか」

いよいよ、後検量を待つ馬待機所に優人さんらが来ました。


「おめでとう、シノノメチョウ Shinonomechou=函館市の地名」

(秀明さん。)

「アウグーリ パンテオン Panteon₌イタリア・ラッイオ州・ローマ市の広場名」

(フランチェスカさん)

「フェリシタション アクリマタシオン Akurimatasion₌フランス・パリ市の公園名」

(アンリシャルパンティエさん)

「コングラチュレーション、グリニッジビレッジ Grinittge Virege₌米国・ニューヨーク市の地名」

(グラーフさん)

「でかした、ナルカワ Narukawa₌亀田郡・七飯町の地域名!」

(拓斗くん)

「違う、ヒュータウン Hugh Town₌イギリス・コーンウォール州・シリー諸島で最大の集落名だよ」

(優人さん)

「すみません。」

(秀明さん・フランチェスカさん・アンリシャルパンティエさん・グラーフさん・拓斗くん)

「馬名を間違えないでほしい!」

(優人さん)

ラザニアNo2061「Neigh、いいのよ、ご主人様、やったぁ、勝ったぜ、函館の2歳チャンピオンになったぜ、なあ、ご主人様、ラザニアNo2061、Bururururururururus!」

優人さん「おめでとう、ヒュータウン Hugh Townよ、2連勝できたね、次走は新潟で連勝し、3歳上の重賞競走に行こう、なあ、ヒュータウン Hugh Townよ。」

ラザニア No2061「Neigh、大好きだぜ、ご主人様、今後も、生まれ故郷・米国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェイを想い出して、育ててほしい、ラザニアNo2061、Bururururururururus!」

正明さん「くやしいぃ、グロッセート Groseto₌イタリア・トスカーナ州の県都名。2着なんて!」

ヴィスアータの2061「ヒヒ~ン、おのれ、次走は絶対に勝利してやる、ヴィスアータの2061!」

茂一郎さん「コタンノイノリ Kotanno Inori、3着に入るなんて、惜しい勝ったか!」

サマニフィールダーの2061「ヒヒ~ン、くやしい、次走は、勝利させたい!」

秀彦さん「オヤンブレ Oyanbre、4着だったか、次走は勝利を期待したい。!」

コンチクイーンズの2061「ヒュヒュ~ン、くやしい、次走は絶対・勝利して見せる。」

英秋教授さん「テミヤ Temiya、5着と惜しかった、次走に期待したい。」

ハスノオウヒの2061「ヒヒ~ン、くやしい~い、次走は覚えていろよ!」

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