優人さんは、米国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・キーンランド競馬場内の、キーンランド・ジャニアリーセールに競走馬の購買の為、飛行機で新千歳空港から成田空港経由で、ブルーグラス空港に降りたった。
ここからバスで、キーンランド協会のキーンランド競馬場内にある、セリ場(キーンランド市場)に来たのです。
(コロナウイルス拡大防止のため、足で運んでセリに参加するにも、マスクを着用して、セリ市に参加します、もちろん、消毒液による、消毒も欠かせないとのことです。)
今回・キーンランドの競り市では、ジャニアリー・スプリング・セプテンバー・オータムなど、たくさんのセールが行われ、世界中から、多くの馬主さんが参加され、近年は、コロナウイルス対策の為、オンラインセールも盛んに行われています。
馬の競り市は、他に、ファグシティプトン社が主催する、オカラ・サラトガスプリングス・サンタイネスなどの馬競り市やトレーニングセールなどが、全米各地で行われていて、最高金額で落札された、馬主さんもいるとのことです、日本などからも、馬主さんが、買い付けの為、飛行機で、米国に渡航してきます。
優人さんは普段、競馬観戦などの時は、JR北海道・東日本などを利用して、列車などで移動したりしますが、キーンランドなど、全米各地の競走馬競り市の場合は、飛行機も乗るので、シートベルトの着用は欠かせないといいます。
遂に、ケンタッキー州・レキシントン近郊・キーンランドにある、競走馬競り市の会場・キーンランド競馬場に来た、優人さん、果たして、お目当ての鹿毛馬を落札させることが出来るのか。
今回・上場されるのは、1歳馬で、レーンズエンドファーム(同州・レキシントン近郊・ミッドウェイ)からは、最多の128党の仔馬が上場されました。
ラザニアの仔も1頭(ラザニアNo2061)も上場されました。
ラザニアNo2061の母・ラザニアは、競走馬時代・イタリア系アメリカ人の所有場として、全米各地の競馬で活躍した、欧州競馬にも遠征した実績のある馬で、引退後、ケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェイのレーンズエンドファーム(代表・ウイリアム スタンプ ファリッシュ氏)で繁殖牝馬となり、これまでに、シリーアイランド・シロニアン・トレスコ(いずれも、父・ティズザロー)の3頭が日本で競走馬生活を送っており、現在に至っております。
優人さんは早速セリに参加し、競り上げて行きました。
米国のほか、フランス・イギリス・イタリア・オーストラリアなど、各国からセリに参加している強豪がいる中、日本から参加した、優人さんは米国の馬主さんが提示した金額を上回る金額を提示して、落札しました。
今回も、ラザニアを母に持つ馬(今回は鹿毛馬)を競り落としたのです。
今回のラザニアNo2061は、父が代わり、リアムズマップ(リアムの地図)になっているとのことです、今まで購買してきた、ティズザローとは、配合種牡馬が代わっただけで、ラザニアを母に持つことには、変わらないとのことです。
優人さんは馬代金(輸送量も含んだ代金)を、現金・旅行者用小切手をもって支払ったとのことです。
(もちろん、現金は、北洋銀行・北海道銀行(通称・道銀)で引き出しし、旅行者用小切手は、JTB 函館支店で購入したものです。)
優人さん「ついに、待望の鹿毛のサラブレッドを購入するに至りました。」
ラザニアを母に持つ、ラザニアNo2061(父・リアムズマップ・牡)は、生産者のレーンズエンドファームを通じて、日本に渡航して育成されるようで、その為、レーンズエンドファームには出国検疫検査を受けました。
優人さん「帰国したら、どうゆう競走馬名になるのか、話し合ってみたいと想いますよ。」
優人さんは、キーンランド競馬場内で行われた、ジャニアリーセールの会場を後に、ブルーグラス空港までバスで移動し、ブルーグラス空港発のジャンボジェット機で、帰国の途に就きました、成田空港経由・新千歳空港着で帰国の途に就きました、もちろん、パスポートを携帯しているので、よく戻りました。
4月・新千歳空港の航空貨物ターミナㇽに、ラザニアNo2061(父・リアムズマップ 母・ラザニア 毛色・鹿毛・牡)が、海を渡って、米国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェイから、来日しました。
早速・着地検疫検査の為、馬運車に積み込まれて、動物着地検疫を行う、ノーザンファーム(胆振総合振興局管内・勇払郡・安平町・早来源武275番地)に搬送され、ここで馬運車をおり、検査を受けました。
千歳空港検疫支所の指定期間、社台ホースクリニックから、担当者がノーザンファームにつき、検査を行いました。
着地検疫検査の結果・健康であることが確認されたとのことです。
骨折及び屈腱炎等の怪我もなく、無事に競争生活ができる馬に成長させることが、確かめられたのです。
この日。優人さんの父 秀明さん・母 フランチェスカさん・娘 アンリシャルパンティエさん・妹 グラーフさん・弟 拓斗くんも、新馬のサラブレッドを見に、函館からJRで着いて来ました。
(ちゃんと、1歳の仔馬・ラザニアNo2061の見学許可はとってあり、予約しております。)
優人さん「今回、米国・キーンランドジャニアリーセールで購入した、ラザニアNo2061です。」
秀明さん「素晴らしい馬だね。」
フランチェスカさん「すばらしい。」
グラーフさん「綺麗な鹿毛の馬だわ。」
拓斗くん「ぜひ、2歳馬になったら、勝利を果たしてほしいね!」
優人さんらは、早来駅までタクシーで移動し、早来から苫小牧経由で函館へJRで帰路につきました。
数日後、産地馬体検査(第3回)を受検するとのことで、所属厩舎の預託契約をかわす関係上、馬名を決めなければなりません、今回・リアムズマップが父である産駒だけに、命名も慎重に決めたいとのことです。
秀明さんは、シノノメチョウ Shinonomechou₌函館市の地名でトキトウチョウ Tokitouchouから連想して命名したいのに対し、フランチェスカさんは、パンテオン Panteon₌イタリア・ラッイオ州・ローマ市のマルス広場に建てられた広場名 コロッセオ Coroseo₌ローマ市にある円形競技場名より連想して付けたいことを主張、アンリシャルパンティエさんは、アクリマタシオン Akurimatasion₌フランス・パリ市・ブローニュの森の北側にある、子供むけの公園(遊園地)名で、ペールラシューズ Pelira Shoures=フランス・パリ市にある墓所名より連想して命名したいとしているのに対し、グラーフさんは、グリニッジヴィレッジ Grinittge Virege₌米国・ニューヨーク州・ニューヨーク市・マンハッタン区・ダウンタウン地区の名称で、タイムズスクエア TIMES SOQUER=ニューヨーク州・ニューヨーク市の街名から連想した名前を採用するよう迫り、拓斗くんは、ナルカワ Narukawa₌渡島総合振興局管内・亀田郡・七飯町の地名で、イクサガワ Ikusagawa₌大沼国定公園の所在する地名から連想する名を付けたいとして意見が分かれましたが、結局・話を重ねあった末、最終的には、優人さんが命名したいとした、ヒュータウン Hugh Town₌イギリス・コーンウォール州・シリー諸島にある人口の1番多いセント メアリーズ島に位置し、ギャリソンとして知られる半島と他の島の部分を結ぶ狭い地峡に位置している最大の集落の名 トレスコ Tresco₌セント メアリーズ島からボートで乗り継いで行く島の名から連想して付けた名前に決まりました。
優人さん「ヒュータウン Hugh Townよ、今日から、ラザニアNo2061の馬名は、ヒュータウン Hugh Townだ、勝利を挙げれるよう、走ろう、なあ、ヒュータウン Hugh Townよ!」
ラザニアNo2061「Neigh、ご主人様、しっかり応援し、ケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェイを想い出せるよう、育ててほしい、ご主人様、ラザニアNo2061、Brurururururururus!」
(2へ。)