往年の競走馬の1頭・ファレノプシス(胡蝶蘭) 遂に21歳で死去する。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

16戦7勝を挙げるなど活躍し、2000年度の最優秀5歳上牝馬にも選出された、往年の競走馬(牝馬)の1頭で、2001年から繁殖牝馬として、繋養生活を送ってきた、黒鹿毛のサラブレッド・ファレノプシス(胡蝶蘭)が、7月1日(金曜日)の夜、繋養先の、株式会社・ノースヒルズ(旧・(有)・ノースヒルズマネジメント 北海道・新冠郡・新冠町)で、くも膜下出血のため、牝・21歳で死亡したことが、日本中央競馬会に入った連絡で判明しました。

 

1995年4月4日に、北海道・新冠郡・新冠町の有限会社 マエコウファーム(当時・後のノースヒルズマネジメント 現・株式会社 ノースヒルズ)で、キャットクイルの1995として生まれた、ファレノプシスは、カナダ産馬の、キャットクイルを母に持つ、仔馬の1頭で、父が、ナリタブライアンなどを輩出した、ブライアンズタイムという、米国産の種牡馬であり、現役時代・ノースヒルズマネジメント(現・ノースヒルズ)の所有馬として、栗東の浜田 光正厩舎に預託され、エリザベス女王杯など、G1・3勝の成績を誇った、黒鹿毛のサラブレッドです。

 

弟には、1999年にキャットクイルの1999として、フォーティーナイナーとの間に生まれた鹿毛の馬で、1歳の時に、アメリカ合衆国の、NTRAで競走馬生活を送るため、渡航し、ニール・ドライスデール厩舎の所属で、ピーターパンステークスなど制覇するなど活躍し、2004年から同国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクの、ゲインズウェイファームでスタッドインし、2009年から2010年までは、同州・レキシントン近郊・パリスパイクの、ウオルマックファームでも繋養生活を送り、2010年にはフランス共和国のグランカン牧場に渡航・移動し、2011年~2012年まで繋養生活を送り、2013年~2014年までは、同じ、フランス共和国の、ラ・エヌーヴ牧場で繋養生活を送り、2015年~2016年の種牡馬シーズンから、同じフランス共和国の、リオン牧場で繋養生活中の、サンデーブレイク(SUNDAY BREAK)などの産駒がいます。

 

2001年(1月12日付・登録抹消)から、北海道・新冠郡・新冠町のノースヒルズマネジメント(現・ノースヒルズ)で、繁殖牝馬として繋養生活を開始したファレノプシスは、それまでに、アディアフォーンなど、中央競馬で競走馬として活躍した、多くの産駒を輩出しました。

 

牝・21歳になった今年も、サンデーサイレンスとアイリッシュダンスの仔・ハーツクライ(心の叫び・英 2007年から社台スタリオンステーションで種牡馬して活躍中。)との間に、ファレノプシスの2016という血統名を持つ仔馬を無事に出産したところですが、6月下旬からくも膜下出血による病気で体調を崩しており、療養していましたが、遂に7月1日(金曜日)の夜、21年間の生涯を閉じました。

 

競走馬として活躍し、後に繁殖牝馬としていい産駒を輩出するなど活躍した、ファレノプシス(胡蝶蘭)の、ご冥福をお祈りしたいと想い、願っております。