ジェンティルドンナ(9) | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

ジェンティルドンナとは、イタリア語で貴婦人という意味、貴婦人のように大きな活躍をしてほしいという願いが込められている、ディープインパクトとドナブリーニの仔で、ドナブリーニの2009が血統名の、鹿毛の牝馬のサラブレッド、それがジェンティルドンナです。

ジェンティルドンナ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン、ブルルルルルルルルル。」

ドバイ・シーマクラシック制覇した、ジェンティルドンナは、10着に終わった、デニムアンドルビーと共に、ドバイから帰国の途に就きました。

帰国後、凱旋レースとして、出走した第55回・宝塚記念(G1・阪神競馬場)では、ゴールドシップの9着に敗れ、続いて、11月2日に東京競馬場で行われた、第150回・天皇賞・秋では、スピルバーグの2着、11月30日・同場で行われた、第34回・ジャパンカップに出走したジェンティルドンナは、第33回・ジャパンカップに続く、3連覇をめざしたが、エピファネイアに敗れて4着に終わるなど惜しいレースが続いていました。

12月中旬・ディープインパクトとドナブリーニの仔で、イタリア語で貴婦人という意味であり、貴婦人のように大きな活躍をしてほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド、ジェンティルドンナの、今後の対応について、馬主のサンデーレーシング(サンデーサラブレッドクラブ)と、管理厩舎の、栗東トレーニングセンター・石坂正厩舎と協議した結果、来年は、牝・6歳の牝馬になることと、3月に繁殖牝馬として繫養生活を送るシーズンになることと、重賞競走も制覇する活躍を見せたことから、12月28日に、中山競馬場で行われる第59回・グランプリ・有馬記念をもって現役を引退することが、決まりました。

引退式は、12月28日・中山競馬場にて、ハッピーエンドカップ後に行うことも決まりました。


12月28日・中山競馬場の、第10レースとして行われた、第59回・グランプリ・有馬記念。

それがジェンティルドンナにとって、ラストランとなったレースとなりました。

ジェンティルドンナは2011年の競走馬デビュー以来、ドバイ・シーマクラシックに2回・出走する為、ドバイ・メイダン競馬場に遠征し、2014年3月29日に行われた、2014・ドバイ・シーマクラシックでは、見事に優勝し、昨年の雪辱を果たすなど、重賞制覇を成し遂げた、鹿毛の牝馬のサラブレッドです。

ジェンティルドンナ(イタリア語で、貴婦人という意味。)の他、ヴィルシーナなど、4頭が、グランプリ・有馬記念を最後に、競争生活に終止符を打つ重賞競走を制覇した馬たちが一堂に会し、覇を競うのです。

午後15時35分・ジェンティルドンナは、第59回・グランプリ・有馬記念のゲートオープンと同時に、最後の戦いに挑みました。

芝・2500m(右回り)の、長丁場のレースとはいえ、ジェンティルドンナにとって、最後の戦いとなた、中山競馬場のコースを、パカッ、パカッ、パカッと、走り出して行きました。

2周目の最終コーナーを過ぎ、直線のコースを行くジェンティルドンナ、ジェンティルドンナは、2着の、トゥザワールド・3着で、宝塚記念の優勝馬・ゴールドシップ(黄金の船・英)を抑えて、見事優勝で、競走生活に終止符を打つと共に、有終の美を飾りました。

こうして、2011年のデビュー以来、長く続いた、ジェンティルドンナの競走馬生活は、無事に終止符を打ちました。

2014年12月28日、イタリア語で貴婦人という意味で、貴婦人のように大きな活躍をしてほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド・ジェンティルドンナの引退式が、中山競馬場で行われ、ジェンティーの愛称で呼ばれた、ジェンティルドンナが、2014・ドバイ・シーマクラシックを制覇したときの馬服で登場、多くのファンに見守られながら、ターフを去りました。

引退式を終えて、出張厩舎に戻った、ジェンティルドンナは、馬運車に乗せられ、ノーザンファーム・天栄に移動し、ここで疲れをいやしました。

イタリア語で貴婦人という意味で、貴婦人のように大きな活躍をしてほしいという願いが込められている、鹿毛の牝馬のサラブレッド、ジェンティルドンナは、2014年12月28日付で、競走馬登録を抹消、長い競走馬生活に終止符をうち、引退、2015年1月4日には、休養先のノーザンファーム・天栄を後に、馬運車でノーザンファームに移動し、途中・青森港→函館港までは、フェリーで移動、さらに長い道のりをへて、同年1月5日・北海道・勇払郡・安平町・早来源武275番地のノーザンファームに到着、繁殖牝馬厩舎に入厩し、繁殖牝馬としての繋養生活を開始しました。
(その後・ジェンティルドンナは、現役を引退し、繁殖牝馬入りした年の、2015年1月6日に行われた、競走馬部門の選考委員会にて、2014年の年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬にも選出され、1月26日・東京都内のホテルで行われた、授賞式に、ジェンティルドンナ陣営が参加して授賞を祝いました。)
(その10へ。)