女傑・ウオッカ 今日(日本時間・明日)で、牝・10歳の誕生日を迎えました。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

すっぴんでかわいい鹿毛の馬で、2010年からアイルランド・キルディア州・キルディア近郊・ギルタウンの、アガカーンスタッド・ギルタウン(シェシューン)で繋養生活中であり、昨年から隣国・イギリス・サフォーク州・ニューマーケット郊外のジュモントファーム・バンスデット・マナースタッドに出張繋養生活中の、女傑・ウオッカが、今日(日本時間・明日)で、牝・10歳という、記念すべき年の誕生日を迎えました。


女傑・ウオッカは、2004年生まれ・北海道・静内郡・静内町(現・日高郡・新ひだか町)産の、鹿毛のサラブレッドで、タニノギムレットとタニノシスターの仔でもある、女傑・ウオッカは現役時代 栗東・角居勝彦厩舎に、谷水雄三氏(谷水利行氏・株式会社 タニミズ企画・代表取締役社長の父)の所有馬として預けられ、新馬戦・阪神ジュベナイリーフィリーズ・チューリップ賞・日本ダービー・安田記念(2回)・ヴィクトリアマイル・毎日王冠・ジャパンカップなど、26戦10勝(内・国内 22戦10勝 海外 3戦0勝)の成績を残しており、2006年の最優秀2歳牝馬を総なめにした他、2008・2009年の年度第乗馬・最優秀4歳牝馬にも選定されており、2007年には特別賞を受賞するなど、競走馬として活躍しましたが、2010年3月4日(日本時間・3月5日)・ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイ・ワールドカップ・マクトゥームチャレンジ・ラウンド3(8着)を最後に、鼻出血症がもとで現役を引退、同年3月18日(日本時間・3月19日)付で競走馬登録を抹消しました。


女傑・ウオッカは、2010年4月1日(日本時間・4月2日)から、アイルランド・キルディア州・キルディア近郊・ギルタウンの、アガ・カーンスタッド・ギルタウン(シェシューン)で、繁殖牝馬として繋養生活を開始し、現在に至っていて、昨年の3月からは、隣国・イギリス・サフォーク州・ニューマーケット郊外のジュモントファーム・バンスデットマナースタッドに出張繋養生活を送っており、今年の3月15日(日本時間・3月16日)には、世界最強馬・フランケル(FRANKEL)との間で種付け交配に挑み、翌・3月16日(日本時間・3月17日)には、無事に受胎し、成功するなど、繁殖牝馬としての活動も板についております。


この間・女傑・ウオッカは、2011年5月には、記者投票により、2011年度の顕彰馬に、牝馬としては、メジロラモーヌ以来、24年ぶりに選出されており、6月25日には、阪神競馬場でも授賞記念セレモニーが行われ、表彰されました。


一方で、凱旋門賞馬・シーザスターズとの間に生まれた産駒も、VODKA2011・VODKA2012と、2頭がアイルランドで生産した他、VODKA2013が隣国・イギリスで生産されており、今年の3月16日には、VODKA2011が、ボラーレ(Volare=飛び立ちなさい。)の競争名で競走馬デビューを果たしており、女傑・ウオッカの産駒の初出走馬となり、VODKA2012も昨年の秋に初来日していて、来年の春には競走馬デビューを予定していて、VODKA2013は、今年の秋に日本で競走馬デビューにむけた育成をするため、初来日する予定になっている反面、女傑・ウオッカの生産牧場・カントリー牧場が、2012年3月31日で48年間の歴史に終止符を打ち、閉鎖・解散するなどしました。


牝・10歳の誕生日を迎え、2004年にタニノシスターの2004として生産されてから10周年という記念すべき年を迎えた現在も、ヨーロッパ(イギリス・アイルランド)で繁殖牝馬として活躍している、女傑・ウオッカの、更なる活躍を期待したいと想い、願っております。


女傑・ウオッカ、牝・10歳の誕生日おめでとう、繁殖牝馬として更なるいい仔馬を輩出して行ってね。