キストゥヘヴン Kiss To Heven 天国に届くキス(14) | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

2009年3月15日に、中山競馬場で行われた、中山牝馬ステークス・1着を最後に、競走馬生活に終止符を打ち、現役を引退した、キストゥヘヴン(Kiss To Heven 天国に届くキス・英)は、、同年の4月から、北海道・白老町の、社台コーポレーション・白老ファーム(旧・社台ファーム白老牧場)で、繁殖牝馬として繋養生活を開始しました。


美浦トレーニングセンターの戸田博文厩舎から、長い馬運車での道中の末、白老ファームに到着した、キストゥヘヴンは、同ファームの繁殖牝馬厩舎に入り、疲れを癒しました。


放牧場に、はなたれた、キストゥヘヴンは、飛び跳ねながら、放牧場を走っていました。


キストゥヘヴン「パカッ、パカッ。」


キストゥヘヴン「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン。」


キストゥヘヴンは、大きいいななきで、空に叫びました。


白老ファームは、アメリカ産馬・ミットナイトベットが種牡馬として繋養生活を送っている他、アル―リングボイス・オリエンタルアート・ショウナンパントル(国本哲秀氏の所有馬)・リトルアマポーラ(小さなひなげしの花・英+西・サンデーレーシング・所有馬)・フラワーパーク・マックスキャンドゥ(田所英子氏の所有馬)などが繋養生活を送っています、北海道・白老郡・白老町の牧場で、もともと、社台ファーム・白老牧場として設立されたものです。


初年度は、チチカステナンゴが種付けされ、翌年の2010年4月になり、キストゥヘヴンの初年度産駒として、キストゥヘヴンの2010が、無事に出産、誕生しました、同馬は、後にファミーユ(フランス語で、家族という意味・牡・3歳・毛色・鹿毛)と命名され、2012年の11月24日に東京競馬場で行われた、メイクデビュー・東京(サラ系2歳新馬戦)・10着でデビューし、同年12月8日には、阪神競馬場行われた、サラ系2歳未勝利戦でも3着に入るなど、2戦0勝の成績を残しており、吉田和子氏の所有馬として、かつて、厩舎活躍馬として所属して活躍した、キストゥヘヴン(Kiss To Heven 天国に届くキス・英)が在厩した、美浦・戸田博文厩舎に現役競走馬として、現在も活躍中です。


2010年には、キストゥヘヴンの2011が、チチカステナンゴを配合種牡馬として交配し、受胎して成功、2011年に白老ファームで、無事に出産・誕生しました。


その後、2012年には、キストゥヘヴンの2012が、今度は、イギリスから輸入された、ハービンジャーを配合種牡馬に迎え交配、受胎の上、無事に出産、誕生するなど、キストゥヘヴンは、母・キストゥヘヴンとして、繁殖牝馬としての繋養生活も板についており、今後の更なる産駒の受胎の上、無事に大物産駒の出産を期待したいと想い、願っております。


通算成績・27戦5勝を挙げ、2009年から、繁殖牝馬として、社台コーポレーション・白老ファームで繋養生活を送っており、現在に至っている、キストゥヘヴン、今年の4月25日で、牝・10歳となり、2003年に正和山本牧場でロングバージンの2003として生まれてから、10周年という記念すべき年を迎えようとしており、今後とも、繁殖牝馬として、更なる産駒の誕生を期待しよう想い、願っております。


アドマイヤベガを父に、ロングバージンを母に持つ、イギリス語で、天国に届くキスという意味の、かわいい美少女戦士のサラブレッド、ロングバージンの2003が血統名である、鹿毛のサラブレッド、それが、キストゥヘヴン(Kiss To Heven)です。


キストゥヘヴン「ヒヒ~ン、ブルルルルルルルルルルル、フ――――!」


(終)