ハットトリック 4月26日(日本時間・27日)で、牡・12歳に。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

2001年4月26日に、北海道・勇払郡・追分町(現・安平町)の、追分ファームで、サンデーサイレンスと、トリッキーコードの仔として生まれた、青鹿毛の馬・ハットトリック(HAT TRICK=1選手が1試合で3得点を挙げることという意味・英・サッカー用語)が、今年の4月26日(日本時間・4月27日)で、牡・12歳の誕生日を迎えます。


トリッキーコードの2001という血統名で生まれた、ハットトリックは、現役時代・キャロットファームの所有馬として、美浦・清水美波厩舎に所属しましたが、休養中の間に、栗東・角居勝彦厩舎に移籍、ナリタブライアンメモリアル・スポーツニッポン賞金杯(西・京都金杯)・東京新聞杯・マイルチャンピオンシップ・香港マイルなどで優勝するなどとして21戦8勝の成績を残し、2005年の最優秀短距離馬にも選出するなど活躍してきました。


2007年4月におこなわれた、読売マイラーズカップ・6着後、安田記念にむけて調整されていた矢先、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)などの海外の牧場から、南アフリカとアメリカを半年ごとに行き来する、シャトル種牡馬として送れるよう、種牡馬としてスタッドインしてほしいという要請に、馬主のキャロットファームも応じ、2007年5月8日に現役引退、5月10日付で登録を抹消、その後、山元トレーニングセンターにて出国検疫検査を受けた後、飛行機で、名残惜しい日本を後に渡航しました。


青鹿毛のマイラーチャンピオンホース・ハットトリックは、2008年から4年間・アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)で、種牡馬としてスタッドインし繋養され、その間、オーストラリアの、インディンペンデンス・スタリオンズと、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊の、HARAS ELMARIN(エルマリン牧場)にて、シャトル種牡馬として繋養されたこともありました。


ハットトリックは、ジャン・リュック・ラガルデール賞(フランス・G1)の優勝馬、ダビルシムを始め、パームビーチステークスなどの優勝馬・HOW GREAT(ハウグレート)・キングデービッド・ゼンジなどを輩出した他、ヒシナイルを母に持つ、ヒシナイルの2010が、ルヴィロンザという競争名で、美浦・菊沢隆徳厩舎に外国産馬として競走馬デビューを待っております。


マイラーチャンピオンホース・ハットトリックは、産駒が評判を呼ぶ種牡馬に成長した事を聞きつけた、GAINESWAY FARM(ゲインズウエイファーム・代表・アントニーペック氏)が、2012年~2013年度の新繋養馬として送ってほしいというオファーを受けて、2011年11月4日(日本時間・11月5日)、2008年から4年間繋養生活を送ってきた、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)を後にしました。


現在・ハットトリックは、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、GAINESWAY FARM(ゲインズウエイファーム)で、2012年の1月から、新繋養馬として生活を送っております。


ハットトリックが最初に繋養馬としてスタッドインした、ウォルマックファームと、現在・繋養生活を送っている、ゲインズウエイファームは、同じアメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、競走馬生産牧場ですが、お隣ということもあり、ケンタッキーの大地を見つめながら、ハットトリックは繋養生活を送っております。


昨年は、ハットトリックが、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクで種牡馬としてスタッドインしてから、5周年という記念すべき年でした。


2013年の種牡馬シーズンで、牡・12歳の男馬に成長する、チャンピオンマイラーホース・ハットトリックの、種牡馬としての更なる繋養生活を送ることを期待したいと想い、願っております。