HAT TRICK=ハットトリック ウォルマックファームで新種牡馬として過ごした 4年間! | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

WALMAC FARM LLC(英語のページ・2008年~2011年)


Gainesway Farm(英語のページ・2012年~)


2007年6月・サンデーサイレンスと、トリッキーコードの仔・HAT TRICK=ハットトリックが、2008年~2009年種牡馬シーズンのスタッドインホースとして、はるばる、日本から、海を渡って、アメリカに輸入され、ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)にやって来ました。


ケンタッキー州のブルーグラス空港に到着し、馬運車に乗った、ハットトリックは、イギリス語で1試合で1選手が3得点以上を挙げること(サッカー用語)の意味である、北海道・追分ファームの生産になる、青鹿毛のサラブレッド、それがハットトリックです。


ハットトリック(毛色・青鹿毛)は、現役時代・キャロットファームの所有馬として、中央競馬で21戦8勝の成績を残し、2005年の最優秀短距離馬に選定されたマイラーチャンピオンホースです。


ハットトリックは、2007年の5月8日に惜しくも現役を引退し、同年5月10日付競走馬登録を抹消、出国検疫検査をへて、5月27日に飛行機で、アメリカ・ケンタッキー州へやって来ました。


ブルーグラス空港から馬運車を走らせて、レキシントン近郊・パリスパイクにある、ウオルマックファームに到着した、ハットトリックは馬運車を降り、種牡馬専用厩舎に到着、入厩しました。


ハットトリックは、着地検査を受けた後、疲れを見せていました。


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「HAT TRICK=ハットトリック、ようこそウォルマックファームへ。」


HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ~ン!」


ジョン・T・LジョーンズⅢ世「ハットトリック、今日からここで生活して行こう、シャトル種牡馬として繋養させるときには、出ることになるが、それ以外はここで暮らすんだ、ハットトリック。」


HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン。」


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「よし、いい子だ、ハットトリック、ハットトリックは、サンデーサイレンスの後継産駒として、ケンタッキーの大地の下、しっかり生活してくれよ、なあ、ハットトリック。」


HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン!」


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「よし、いい子だ、ハットトリック。」


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「しっかり種牡馬として生活して行こう、頼むぞ、ハットトリック。」


HAT TRICK「ブルルルルルルルルルル。」


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「よし、いい子だ。」


HAT TRICK「ブルルルル。」


2008年・ハットトリックは、種牡馬としての活動を始めました。


雪の多い、パリスパイク。


ここにある、WALMAC FARM LLCの放牧場に、ハットトリックがおり、ハットトリックは大きい脚で蹴っていました。


HAT TRICK「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」


いよいよ種付けシーズンの時が来て、繁殖牝馬として送っている牝馬に種付け交配を行い、受胎・不受胎にも拘らずに、順次・種付けを行いました。


2009年・8歳の時に、ハットトリックは最初の産駒を、2月に 各1頭ずつウォルマックファームで、誕生させました、以後。2011年までにウォルマックファームでの種付けの他、シャトル先の、オーストラリア・アルゼンチンでも種付け行いました。


2011年・11月、10歳になったハットトリックも、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)とお別れする時が来ました。


実は、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)と同じく ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、お隣のGainesway Farm(ゲインズウエイファーム)から、HAT TRICK=ハットトリックを、2012年~2013年の種牡馬シーズンの新繋養馬として導入したいというオファーがWALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)にあり、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)も、それに応じ、同月初旬・WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)は、HAT TRICK=ハットトリックを Gainesway Farm(ゲインズウエファーム)に売却、2012年~2013年の種牡馬シーズンから、Gainesway Farm(ゲインズウエイファーム)で繋養生活を送ることになったのです。


いよいよ、11月中旬・ハットトリックがWALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)を去り、移動する時が来ました。


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「HAT TRICK=ハットトリック、とうとうハットトリックを手放すことになってしまったんだ。」


HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン!」


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「4年間、繋養生活を送ってくれてありがとう、ゲインズウエイファームでも元気で種牡馬として繋養生活を送って行こう、なあ、ハットトリック。」


HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン!」


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「よし、いい子だ、ハットトリック、いつまでも元気でね。」


HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン!」


ジョン・T・L・ジョーンズⅢ世「さよなら、ハットトリック。」


HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュヒュ~ン!」


ハットトリックは、大きい雄叫びで、別れのいななきを鳴らした後、馬運車に乗り、4年間、繋養生活を送って来た、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)を後に、隣のGainesway Farm(ゲインズウエイファーム)へ移動しました。


サンデーサイレンスとトリッキーコードの仔、サラブレッドのハットトリックは、2012年から、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、Gainesway Farm(ゲインズウエイファーム)で、新繋養馬として、2012年~2013年の種牡馬シーズンから新生活を送っており、現在に至っていて、2007年に種牡馬としてアメリカに輸入され、2008年から、ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにあるWALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)でスタッドインしてから、5周年という記念すべき年から、ゲインズウエイファームで新生活を送る、ハットトリックの種牡馬としての更なる大物産駒の登場を期待したいと想い、願っております。