Gaines Farm ゲインズウエイファーム(英語のページ)
2001年4月26日・北海道・追分町(現・安平町)の追分ファーム生産で、現役時代・中央競馬で21戦8勝の成績を残し、2005年の最優秀短距離馬に選定されるなど活躍した、青鹿毛のサラブレッド・ハットトリック(HAT TRICK=1試合で1選手が3得点以上を挙げる事(サッカー用語)・父・サンデーサイレンス・母・トリッキーコード・牡・血統名・トリッキーコードの2001)が、今日付で競走馬登録抹消されてから、10年を迎えました。
10年前の、2007年5月・日本中央競馬会・栗東トレーニングセンターの角居勝彦厩舎は、2004年に、美浦トレーニングセンターの清水美波厩舎からの転厩馬で、キャロットファームの所有馬として長く活躍してきた、HAT TRICK=ハットトリック(トリッキーコードの2001)の登録抹消願を、同会に提出、これに対し、ハットトリックの登録抹消願を受理することになりました。
こうして、同年5月10日・ハットトリックの登録抹消が決まったのです。
いよいよ、出国検疫検査を行う、山元トレーニングセンターへ出発する時が来ました。
角居勝彦厩舎には馬運車が到着し、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、ウォルマックファーム(2008年~2011年まで繋養。)で、種牡馬として送ることになっている、チャンピオンマイラーホース・ハットトリックが厩舎を離れ、馬運車に乗り込みました。
ハットトリックは、2004年の秋から、長く住んだ、角居勝彦厩舎を離れ、栗東トレーニングセンターを後にしました。
あれから、5年。。。
ハットトリックは、山元トレーニングセンターでの出国検疫検査を受けた後、5月27日・飛行機で、名残惜しい日本を後に、アメリカへ旅立ちました。
サンデーサイレンスとトリッキーコードの仔、チャンピンマイラーホースである、ハットトリックは、2008年から、2011年の4年間・アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)で、種牡馬として繋養された他、シャトル種牡馬として、オーストラリア(インディペンデンススタリオンズ)・アルゼンチン(エルマリン牧場)でも繋養生活を送りましたが、代表産駒の1頭である、DABIRSIM=ダビルシムがフランスの重賞レースを無傷の3連勝で成し遂げ、フランスのカルティエ賞・最優秀2歳牡馬に選出されたりするなどの活躍を聞きつけた、同じ、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、お隣の、Gainesway Farm(ゲインズウエイファーム)が、ハットトリックを2012年~2013年種牡馬シーズンの新繋養馬として送ってほしいというオファーが、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)にあり、同場もこれに応じる形で、牡・10歳の青鹿毛の馬になったハットトリックは、2011年の11月中旬・Gainesway Farm(ゲインズウエイファーム)へ移動し、2007年6月に来て以来、長く生活した、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)を後にしました。
サンデーサイレンスとトリッキーコードの仔、サラブレッドのハットトリックは、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、GaineswayFarm(ゲインズウエイファーム)で、2012年~2013年の種牡馬シーズンから、新繋養馬として生活を送っていて、現在に至っており、5月5日には、ハットトリックの初年度産駒では、日本で唯一生産された、アンソニーバローズ(プロポーズトゥーミーの2009)が、新潟競馬場で行われた、サラ系3歳未勝利戦・15着でデビューし、ハットトリックの産駒馬では日本競馬での初出走馬になりました。
今年の4月26日(日本時間・4月27日)で、牡・11歳になった、サラブレッドのハットトリック、今年は、ハットトリックが、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)で種牡馬としてスタッドインしてから、10周年という記念すべき年であり、この年から同じアメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、Gainesway Farm(ゲインズウエイファーム)で新繋養馬として生活を送る、hサラブレッドのハットトリックが、更なる大物産駒を輩出できるのか、種牡馬としての今後の活躍を期待したいと想い、願っております。