2007年に日本から輸入され、2008年から4年間・アメリカ ケンタッキー州・レキシントン近郊のWALMAC FARM LLC(ウオルマックファーム)で、新種牡馬として繋養生活を開始、ここを拠点として半年間・シャトル種牡馬として供用生活を送ってきた、青鹿毛のマイラーチャンピオンホース・HAT TRICK=ハットトリック(イギリス語で、1試合で、1選手が、3得点以上を挙げることの意味(サッカー用語)・父・サンデーサイレンス・母・トリッキーコード・毛色・青鹿毛・牡・11歳・2001年4月26日生まれ・日本(追分ファーム・北海道・勇払郡・追分町(現・安平町)・追分向陽1233-1)産・血統名・トリッキーコードの2001)が、10歳の時の、昨年11月中旬・同じ、アメリカ ケンタッキー州・レキシントン近郊の、GAINES WAY THOROUGHBRED STUD FARM(ゲインズウェイファーム)に移動し、本年から、同場で、新繋養馬としての生活を開始しました。
ハットトリックは、現役時代・キャロットファームの所有馬として、中央競馬で21戦8勝の成績を残し、2005年の最優秀短距離馬にも選定され受賞した馬でしたが、2007年5月8日には、惜しくも引退し、5月27日・飛行機で名残惜しい日本を後に、アメリカに渡りました。
ハットトリックは、2008年から3年間、アメリカ・ケンタッキー州 レキシントン近郊・パリスパイクにある、ウォルマックファームで種牡馬として繋養を開始し、同時にウォルマックファームを拠点として、オーストラリア・アルゼンチンにも、半年間・シャトル種牡馬としても繋養生活を送りましたが、10歳の牡馬に成長した昨年・同じ、アメリカ・ケンタッキー州 レキシントン近郊・パリスパイクにある、お隣の、ゲインズウェイファームから、新繋養馬としてハットトリックを繋養させてほしいというオファーが舞い込んできており、11月初旬に、ウォルマックファームは、ハットトリックを、ゲインズウェイファームに売却、11月中旬に移動してきました。
11月18日(日本時間・19日)に、ゲインズウェイファームで行われた、オープンハウスで、同場初登場の、ハットトリックということもあり、ブリーダーたちの関心を集めました。
1月・明け11歳になった、ハットトリックは、ゲインズウェイファームでの新生活を始めました。
HAT TRICK=ハットトリック「ブルルルルルルル。」
HAT TRICK=ハットトリック「ヒュヒュヒュヒュ~ン!」
ハットトリックは大きい鼻息を鳴らし、雄叫びをしてやりました。
ゲインズウェイファームのスタッフが、HAT TRICK=ハットトリックをブラッシングで、綺麗にしてやると、ハットトリックは大きい鼻息で喜びました。
HAT TRICK=ハットトリック「ブルルルルルル!」
ハットトリックは、ゲインズウェイファームのスタッフに連れられて、放牧場に行きました。
カポ、カポ、カポ、カポ、カポ。
ハットトリックは、大きい蹄を歩めて、放牧場に行きました。
放牧場に着いた、ハットトリックは、手綱を放してやりました。
HAT TRICK=ハットトリック「ブルルルルル、ヒュヒュヒュヒュヒュヒュ~ン!」
HAT TRICK=ハットトリック「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」
ハットトリックは、大きいケンタッキーの大地を、逞しい脚で蹴ってやりました。
走り終えた、ハットトリックは、草を大きくはんでやりました。
「モグ、モグ、モグ、モグ。」
ハットトリックは、大きいうんこを出してやりました。
「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。」
ハットトリックは、大きい顔をふりむいて、ケンタッキーの景色を見ていました。
ハットトリックは、大きい、足を上げて、おしっこを、出してやりました。
「バシャーーーーーーーーー!」
ハットトリックは、美しい青鹿毛のサラブレッドとして、ケンタッキーの牧草を見ながらふりむいて、歩めて行くのです。
HAT TRICK=ハットトリック「ブルルルルルルルル。」
ハットトリックは、おおきな鼻息を鳴らし、ケンタッキーの景色を見つめて行く馬です。
本年の種牡馬シーズンから、ゲインズウェイファームでの新生活を始めた、チャンピオンマイラーホース・HAT TRICK=ハットトリック、明け11歳になり、ゲインズウェイファームでの繋養生活を始めた、サラブレッドのハットトリックの、今後の活躍を期待したいと想い、願っています。