過去・高松宮記念(たかまつのみやきねん・中京競馬場)など、30戦5勝の成績を収め、今年、惜しまれつつ、競走馬を引退しした、ファイングレイン(FINE GRAIN=超微粒子・英・牡・8歳)が、このほど、フランス・ノルマンディーの、Haras De Lonray(ロンレイファーム)に到着、種牡馬として繋養を開始しました。
ロンレイファームで種牡馬として送っている、日本産馬は、グレイトジャーニー・サムソンハッピーなどがいますが、今回・ファイングレインが加わったことで、ロンレイファームで種牡馬として繋養されている、日本産馬は、3頭になりました。
ファイングレインは、日本で出国検疫検査を受けた後、飛行機で日本を出発し、はるばる海を渡って、フランスに到着、さらに、馬運車にのって、長い道路を走った末、ロンレイファームに到着、馬運車をおりました。
ロンレイファームに到着した、ファイングレインは、着地検査を受け、長い旅の疲れを癒しました。
翌日、ロンレイファームの放牧場に、放たれた、ファイングレインは、大きい脚をノルマンディーの大地に蹴って、走りました。
パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。
パカッ。
ファイングレインは、初めて放牧した、ノルマンディーの放牧場での走りを見せました。
「ブルルルルルルルル。」
鼻息を鳴らした、ファイングレインは、大きい声で、いななき、雄叫びを鳴らしました。
「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン!」
ファイングレインは、大きいうんこをノルマンディーの放牧場に落としてやりました。
「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。」
ファイングレインは、北海道で生まれた、鹿毛の男馬です。
今年から、フランス・ノルマンディーのロンレイファームで種牡馬生活を開始した、鹿毛の馬・ファイングレインの、今後の活躍を期待し、初年度産駒の誕生を期待したいと想い、願っております。