ダビルシムV・モルニ賞(8月21日・フランス・ドーヴィル競馬場) | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

WALMAC FARM LLC


フランス競馬のG1競走・モル二賞が、8月21日(日本時間・8月22日)に、ドーヴィル競馬場でおこなれ、フランス産の黒鹿毛馬・ダビルシム(L・デットーリ騎手・騎乗)が、ゼッケン・5番で出走し、2着のファミリーワンを抑えて、1分10秒00で見事に優勝、デビューから通算で4戦4勝を挙げました。


ダビルシムは、2009年生まれの牡・2歳馬で、父・ハットトリック・母・RUMORED(母の父・ロイヤルアカデミー)という血統、1歳の時に、フランス ドーヴィル・オーガスト・イヤリングセールで購買された、サイモン・スプリンガー氏の所有の下、C・フェルランド厩舎の所属で活躍する、黒鹿毛の競走馬です。


ダビルシムの父・ハットトリックは、現役時代・キャロットファームの所有馬として、美浦・清水美波 栗東・角居勝彦 両厩舎の所属馬として中央競馬で活躍、未勝利戦・牡丹賞・ナリタブライアンメモリアル・清水ステークス・スポーツニッポン賞金杯(西・京都金杯)・東京新聞杯・第22回・マイルチャンピオンシップ・キャセイパシフィック香港マイルなどに優勝した、サンデーサイレンスとトリッキーコードの仔で、2001年4月26日生まれ・牡・10歳の青鹿毛馬で、血統名はトリッキーコードの2001で、2005年のJRA賞・最優秀短距離馬に選定されたマイラーチャンピオンホースです。


ダビルシムの父・ハットトリック(トリッキーコードの2001)は、2007年5月8日に現役引退し、翌年の2008年から、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクの、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)を拠点として、シャトル種牡馬として繋養生活を送っていて、現在に至っております。


ダビルシムは、前走のカブール賞(G3)でも優勝しており、これで、重賞2勝目を挙げました。


G1・モル二賞を、見事に制覇した、ダビルシムの、今後の活躍を期待したいと想い、願っております。