サンデーブレイク~アメリカンドリームを実現させた馬~(5・種牡馬としての生活・2) | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

2003年7月4日(日本時間・7月5日)に行われた、アメリカンハンデ(ハリウッドパーク競馬場・芝コース)・4着を最後に、現役を引退し、カルフォルニア州の、ニール・ドライスデール厩舎から、ケンタッキー州の、ゲインズウェイファームに移動し、種牡馬として、新たな生活を始めた、サンデーブレイクは、2004年の種牡馬シーズンから、繋養生活を開始しました。


ゲインズウェイファームの種付け場には、種付け配合を待つ、繁殖牝馬たちが相次いできており、サンデーブレイクも、欠かさず種付けに向かい、繁殖牝馬に交配をする事になります。



種付け場にサンデーブレイクと、種付け交配を待つ、繁殖牝馬が来ており、サンデーブレイクも、初の種付けに挑む様で、緊張の一瞬になるが、臭いをかいで、種付けに挑みます。



サンデーブレイク「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン。」


繁殖牝馬の、放尿したおしっこの臭いを、サンデーブレイクが嗅いでは、フレーメンをしていました。


サンデーブレイク「カポ、カポ、カポ。」


サンデーブレイクは、繁殖牝馬の上にのしかかり、ペニスを「ニュル、ニュル。」ト長くのばしながら、種付けをこなしました。



繁殖牝馬の上にのしかかって交配をしていた、サンデーブレイクは、繁殖牝馬の上から飛び降りて、下がって行き、無事に、種付け交配を終えました。


サンデーブレイク「ヒヒヒヒヒヒヒ~ン!」


サンデーブレイクは、大きな雄たけびを鳴らしては、おしっこを放尿する、ペニスに、水をまいては、種付けを無事に終えました。


種付けを終えた、サンデーブレイクは、ゲインズウェイファームの、種付け場を後に、自厩舎に戻り入って行きました。

 

サンデーブレイク「ブルルルルルルルルルルルルル。」


餌の時間になり、サンデーブレイクは、与えられた物を食んでいました。


サンデーブレイク「モグ、モグ、モグ、モグ、モグ。」


サンデーブレイクも餌を全部食み終えて、満足そうに、見せていました。


種付けから、一夜明けた、朝のゲインズウェイファームの放牧場に、サンデーブレイクがいました。


放牧場の中に入れられた、サンデーブレイクは、手綱を離しては、走りだし、駆け回っていました。


サンデーブレイク「ヒヒ~ン。」


サンデーブレイク「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」


サンデーブレイク「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」


サンデーブレイク「ブルルルルル、ブルルルルルル。」


サンデーブレイクはしっぽを上げ、糞を出してやりました。


「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。」


うんこを出したサンデーブレイクは、水を飲んだ後、柵の方へ行った後、長いペニスを伸ばすように出して、放尿しました。


「バシャーーーーーーーーーーーーー!」


サンデーブレイクは、臭いのする、いいおしっこを出してやりました。


サンデーブレイクは、鹿毛の馬体を揺らし、たてがみをなびかせながら、ゲインズウェイファームの牧草を、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、と走ってやりました。


サンデーブレイク「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒ~ン。」


サンデーブレイクは、大きな雄たけびをケンタッキーの空に鳴いていました。


それが、フォーティーナイナーとキャットクイルの仔・サンデーブレイク、アメリカンドリームを実現させた馬、それが、サンデーブレイクです。


種牡馬シーズン2年目の2005年、サンデーブレイクの初の産駒が生まれました、ネヴァーオンサンデーと、サンデーゲイシャの2頭です、特に、サンデーゲイシャは、NTRAで競走馬生活を送った、サンデーブレイクの仔で、サンデーゲイシャも、父・サンデーブレイクが走った、NTRAで競走馬生活を送りました。


ネヴァーオンサンデーは、ヨーロッパ競馬に登場し、初勝利を上げ、サンデーブレイク産駒の初勝利馬となり、その後も活躍し、2009年のイスパーン賞でも、優勝しました。


2007年、サンデーブレイクは、繋養先を、ゲインズウェイファームから、同じ、ケンタッキー州・レキシントン近郊の、ウォルマックファームに移り、ここでも多くの牝馬に種付けを行い、ケンタッキー州で最も多く種付ける種牡馬になり、活躍を続けました。


2004年からケンタッキー州の、ゲインズウェイファームで種牡馬入りし、ウォルマックファームに移ってからも、種牡馬として活躍し、ケンタッキー州で最も種付け交配を行う馬になった、サンデーブレイクですが、繋養先のウォルマックファームでは、2008年のシーズンから、サンデーサイレンスと、トリッキーコードの仔・ハットトリックが、種牡馬及び、シャトル種牡馬として繋養生活を開始しており、予備的な馬になっていました。


そこへ、フランスのHaras de Long Camp(グランカン牧場)から、サンデーブレイクを、2010年度の新種牡馬として、繋養して欲しいとのオファーがあり、遂に、2004年から繋養生活をしてきた、アメリカ・ケンタッキー州と別れることになり、出国検疫検査をへて、飛行機で、ケンタッキー州の、ブルーグラス空港を出発、2001年に来て以来、長く住んだ、アメリカを後に渡仏しました。


フォーティーナイナーを父に、キャットクイルを母に持つ馬で、アメリカンドリームを実現させた馬、サンデーブレイクは、今度は、種牡馬としての繋養とはいえ、新天地・フランスへ移動、新しい生活を送ることになったのです。

(ヒヒ~ン!)