砂の絶対王者・ヴァーミリアン(10) | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

阪神競馬場の芝コースに登場した、ヴァーミリアンは、「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」と最後のキャンターをした後、パカパカと歩めながら、引き上げていきました。


馬主のサンデーレーシングがあいさつの後、管理調教師の石坂正氏(栗東)が、最後の走りをみると、感極まりないほどの活躍をしてくれたと、ヴァーミリアンの活躍を称えたのです。


引退式を終え、出張厩舎に戻って、休養をした、ヴァーミリアンは、馬運車に乗り、一旦・栗東トレーニングセンターに戻った後、山元トレーニングセンター経由で、繋養先の社台スタリオンステーション・早来に、種牡馬として繋養生活に向けて出発しました。


エルコンドルパサーを父に、スカーレットレディーを母に持つ、ヴァーミリアンは、翌日の12月19日付けで、競走馬登録を抹消されました。


砂の絶対王者・ヴァーミリアン(11・最終章)へ続く。