オーストラリア・アローフィールドスタッド生産の馬・キロフプリミエールの2008(2008年10月17日生まれ・毛色・鹿毛・牡・2歳)が、いよいよ、松永幹夫厩舎(栗東)所属の、現役競走馬として、中央競馬で走ることになったのです。
父・ルドゥーテチョイスは、現役時代・オーストラリアで競走馬生活を送り、5勝を挙げました。
その後、種牡馬となり、アローフィールドスタッドで、繋養生活を送っていて、現在に至っており、ミスフィンランド・ストラタム・スニッツェル・メリトを輩出し、人気種牡馬として活躍しています、日本でも、ボタニカルアート(BOTANICAL ART=イギリス語で、植物画という意味・母・クラウディースケース・関東馬・美浦・加藤征弘厩舎・所属)が、すでに、現役競走馬として、活躍中です。
母のキロフプリミエールは、現在・ノーザンファームで、繁殖牝馬として、繋養生活を送っており、優駿牝馬(オークス)・アメリカンオークスで、史上初の日米オークス制覇を成し遂げるなど大活躍した、シーザリオ(CESARIO・トゥエルフスナイトの母でもある。)などが、代表産駒として、活躍しています。
キロフプリミエールは、その後、オーストラリアに移って、繁殖牝馬生活を続けており、現在に至っています。
2009年・オーストラリアン・1歳セールで、他の2頭(アクアピューラ・ファントムクオーツ)と共に、馬主のキャロットファーム(北海道・日高町・門別)が、購買しました。
競走馬名は、オーストラリアにある、美しいビーチがあり、1日観光を楽しむ観光客に、人気の島の名前である、ロットネスト(ROTTNEST)に決まりました。
(この馬の生産地・オーストラリアを連想して、命名されました。)ロットネストは、すでに、他の2頭(アクアピューラ・ファントムクオーツ)と共に、輸入され、成田空港内の検疫所で着地検査を受けています。
その後、ロットネストは、ノーザンファーム・空港牧場(北海道・千歳市)に移動し、育成を行っており、その際、産地馬体検査(早来ホルスタイン市場・安平町)を受けており、同時に、預託契約をかわしています。
今後、ロットネストが、競走馬として、デビューするまでに、成長して行けるのか、期待してほしいと、願っています。
がんばれ、ロットネスト(ROTTNEST)!