すかいうぉーかー -5ページ目

すかいうぉーかー

CRAZY=SPELL−BOUND









「あ、パツさん」




「こんちは。   見れますか?」





「はい、もう車検も登録も終わってます。」



















「あ・・・」









見た瞬間に

全身の毛穴から、何かがブワっと吹き出た




実際、実物を見るのは初めてだった

街中でも、峠でも  “同じ”ヤツは見た事がない








「凄い・・・。」








「はい。


正直、コレは ウチの方では 発売から1台も売れてなかったんですが

実際にコレが入って来てから
来るお客さん、皆さま  “ 結構イイね ” とおっしゃいますね 」









当たり前だ


誰が、目をつけたと思ってんだ (笑)







同じ色の他の車種が、たまたま店にあって




「この色になります」





最後の決め手だった

















美しかった




とにかく


今まで乗った、どのバイクよりも






「後は、ご希望の作業を行いまして。 ・・・


まあ 残りはフルパワー化ぐらいでしょうか?(笑)」









「ああ、前にも言った通り、とりあえず要らないです(笑)


俺が出した結論は、そういう事なんで







  跨がってもイイですか?」






「勿論です(笑)」











7色の歓喜が、全身を包む


いつ以来だろう

こんな、子供じみた高揚感



自然に、顔が綻び
店長が、面白そうに俺を眺める










早く
























早く


乗りたい















バイク乗りの喜び




それは、データ化出来る数値だけじゃ

測れないんだ


























今の日本の、スポーツバイクのデザインは糞である


昔なら、簡単にこう書いて
終わっていただろう







蓋を開けてみたH2は、ゴテゴテ



2000万円もする、RC213vレプリカは昭和の戦隊ロボット



もはや、R1でも何でもない 宇宙から来たアンドロイド





少なくとも

俺には、そう見える









新しい事をやろうとするのは、そりゃあ勇気が要る



俺は 俺の生きた時代と感性でしか物事を考えられないし

移り変わる物に、ついて行けないだけなのかも知れない









じゃあ





なんでS1000RRは、 SSの販売が振るわない現在でも伸びているのか


ハスクバーナは、恐ろしくカッコいいコンセプトモデルを発表し

DUCATIは、グッと来るスクランブラーを創り上げ


アグスタは、異次元のストリートモタードを見せつけて

KTMのSUPER DUKE R が、両手を上げて賞賛されるのか





ブラフシューペリアや、ペイトンまでが
復活の狼煙を上げ







その、どれもが

俺の感性は間違ってないと、ビンビンに主張して来る







かっこ悪い

跨りたくない

買いたくない

乗りたくない




全部だ




話題になってるのは、性能だけ





なんだ
あのR1は?


今までやって来た事は、デザインは蓄積されてないのか?


スーパーバイクの絡みなんか知らねぇよ
だったら、違う名前で出せよ





形だけじゃない

グラフィック
色彩






自分達が作り上げた、自社のカラー

あまりにも、放り投げていないか





カワサキらしさ

ホンダらしさ



せっかく、そう言って貰えるのに













時が経てば

そんな見た目も、慣れるのだろう




だが

どうしても、俺には



カッコいいとは、思えないのだ




 


美しさや、力強さと共に

そのデザインの先に見える、バイクを所有する自分のライフスタイル

 





昔も今も

普遍的なソレはあるのだと思いたい








だから言う

















アンタ
それ、かっこ悪いよ







 































低い気温


凄惨なニュース


澄んだ空






右手がアクセルを介して、意思を伝え

単気筒の渇いた音が、冷えた大気に軽やかに木霊し


タイヤがアスファルトを軽やかに蹴る





大井から横須賀

フェリーで千葉の金谷へ





掌の上の速度







南房総の青い海と、白い砂













まだ

この世界は広がっている













毎日毎日連絡取らなきゃいけないもんでもないだろう



用も無いのに連絡しなくてもいいだろう







何年会って無くても変わらない



お互いに、年月を経ても
お互いに、色々変わっていても








ほんの数回しか会わなかったのに

一生 忘れないような人だって、たくさん居る






いいとこ取りの、全てで無い一部分

それでも、イイじゃないか









俺は、全てを理解して貰おうとも思わないし
しようともしない





ただ、好きなら好きと

嫌いなら嫌いと



あまり興味が湧かなかったら、湧かなかったと






それで、良いと思ってる








嘘はつかない

間違っていたと思ったら、謝る









大事なら、大事なほどに

100の内の1しか、息が合わなくたって



見た目に、そこまで仲良しこよしじゃなくたって







「親友」とか「ただの知り合い」とか

そういうカテゴライズをしなければ



人と人は、いつでも 何かを交わす事が出来るんだ










だから

どう思われようと構わないし、どういう役立て方をしてくれても良い





俺は、俺の思うように生きるし



例えば
大切に思ってるからこそ 俺が怒るような事があったら


それで、相手が俺を嫌いになっても
俺はそれで良いのだ








動かない事

ブレない事が




俺が人と関わる上で、重視してる事







他はよく分からない


実はあんまり “心” とか、分かってない















この先



二度と会わない事もあるだろう





























だから
それと同じぐらい





いつか、何処かで会う事があるかもれない












R1とお別れしました


下取り査定、 ヤフオクや、 一般の買い取り業者の相場

色んな意味での、時期やタイミング


諸々、考えて
最後はスッパリと決断







自分のブログは、基本的にバイクに乗る事を軸としたブログでしたが

R1という車種は、その象徴と言っても良いでしょう



でも、最後はアッサリと
大して別れも惜しまずに




“もう、自分のバイクでは無い”
そうなった瞬間から、お互い(?)の為にも そういう風に脳みそが動く気がします





バイクは生き物じゃありません

でも、乗り手の状況や考え方を鏡のように映し
素晴らしい体験や、かけがえのない時間をくれたりもするし

例え機械だろうと、一緒に過ごした時間に愛着という物は湧きます





買うだけ買って
イジるだけイジって

殆ど乗らずに、置物のようになる人も居ますが
それはそれで、目的に対する手段の1つです



でも、俺にとっては
乗って 走る物な訳で



現状
R1であるが故に乗らない  
だったら、意味が無い






それが
買い替えを決意した、1番の要因です










“一生乗る”


そうそう、ある話じゃないです



自分も「それは、分からない」そう、考えてます








でも

今回は、まだ降りません



まだ、走りたいから













右も左も分からない、阿呆たれの若僧


それからかなりの時間を費やした世界






自分も、多少なりとも変わったと思います


年齢
環境
周りの人達





実年齢は、毎年更新されて行きます


自分は、立ち止まりたくないし
常に進んでいたいし

何よりも、格好良くありたい



それは、自動的に加算されていく“年齢”に合った
それぞれの格好良さがあるんじゃないかと思うんです





40歳の人間が、30歳を眺めて 共感し過ぎたりや追随するような事では無くてね




























ココを

そして、ブチ抜き日誌を読んで
少しでも楽しんでくれた人達全てに、感謝を込めて





(   ̄d_ ̄ )/



















閉店かぁ・・・



時代よな








デモテープ持ってった時の事は、今でも鮮明に覚えてる













月1回



逆リハ終えて、メンバーと遅い昼飯食って




サニー冷やかしたり、ドラマ書房で古本漁ったりしながら 時間潰して















ハイハットが鳴り


踏み込んだ、BOSSのターボ ディストーションが 空気をつんざく




フィルインから強烈なリフ



一瞬の静寂の後

重いベースのワンフレーズを挟んで
マイクにリビドーを叩きつけると、真空パックされたような音の箱が爆発する









毎月、1Fのキックボクシングジムの納豆みたいな匂いをくぐり抜けながらエレベーターに乗って





狭い控室

驚くぐらい小さなステージ




それでも、あれだけ有名で 長い間愛された箱



幾つのバンドを、世に送り出したのか





































ありがとう


またな








メーカー広報車

メーター2000km 無転倒



車検2年



元々話してた、コネ込みの新車乗り出し価格から、さらに10万引き



マフラー変えるなら、5万引きで






下取り金額も、悪くない






・・・やっぱ、憑いてんのか?


バイクの神様










いや、つーか
















やっぱ 「縁」なんだろうな















急に休みになった

今月は仕事の谷間で、月曜も祝日だし休み






んで、朝から悶々としている








“ 次のバイク ”


つまり、R1を手放す訳だ







実はまぁ、次のヤツは ズッポシ決まっている


ずっと悩んでいた

そうなった理由は



①R1がデカくて重い


②パワーがあり過ぎる




主にコレだ






一口に大型・スポーツ・フルカウル等と言っても
実際はピンキリである


ZZ-R1400や隼は、戦艦のような体躯と 有り余る排気量から来るトルクで

高速道路なら日本中何処へでも アッサリと

ライダーの身体への負担を最低限に、最速で運んでくれる



R1やCBR1000は中高速
スピードアベレージの高いサーキットや有料道路での、実質上 最も速く走れるマシンと言う事になる




だが、菅生や筑波を走るにしたって
実は600でも、負けるって事には繋がらない


マルケスやロッシが、乗るならいざ知らず

強大なパワーで、フルに加速した重い車体を突っ込ませるだけ突っ込ませ
一息に100km/h以上速度を落とす時の、シビアさや身体に襲いかかる慣性力










この前のキャンプツーがとどめだった





後半

俺とカトーに合流したターミはWR250だった

クネクネ曲がる、そこそこスピードも乗る峠道を延々と









(・・・そうなんだよな)






ターミは、殆どミラーから消える事は無かったのだ


分かっていた

モタードは速い
WRは速い







そして、俺は全身が筋肉痛


まぁ、峠道だけを全開で数100kmも走っているので、仕方ないと言えば仕方ないのだが











俺は、年々 バイクに乗る時間が減っている


ウッちゃん達と、菅生だの桶川だので遊ぶのは また話が違うが


自分のバイクで走るってのは
何年乗ろうが「公道」をナンバー付きで走る事なのだ



奥多摩
箱根
伊豆



もはや、ホームコースだ

温泉だの、美味い物を食いに行くだの
やった事が無い




冬や夏を避け

天気や風を気にし


早朝に家を飛び出し、脇目も振らずに高速をカッ飛び
散々峠道を走り、うっとおしい一般車が出て来る頃には家路につく






“ それはそれで良い
だが、それは1000ccも必要なのか? ”





ここなのだ





足枷としての、重さとパワー

1日に何100回と来る、急加速と減速



コレを600でやったとしても
A地点からB地点に着くまでに、何秒変わる?


回り込んだ先の、急な飛び出しや 行楽客の駐車車両を考慮した「最速」なんて
曖昧で、変動しやすい物の為に








距離のある
峠に入るまでの高速道路は、確かにデカい方がラク

でも、街中は交差点も信号もある








1000と600の違いは、単純な重さだけじゃない

同じ速度を出す為に、600はより高回転を使う
コレはこれで、別の疲労もあるが 加速とエンブレは優しく


何よりも、使い切るなら コーナーすらも










何処で




何をするか









これは、あくまでも
分かり易い対比なだけで、じゃあ600にしようという事にはならない


何故なら
今ある600には、俺が欲しいのが1つも無いのだ







そう

俺にとって、最も大事なファクター









「見た目」である




俺は このブログでずっと 「R1格好いいぜ! 最高だぜ!!」的な事を言って来てはいたが

実は、大きさだけは 気に入って無かった



顔がデカ過ぎ

側も




感覚としては

片道300km越えぐらいなら、頼もしいかな?






年々肥大する1000cc

パワーだの、ウェイトレシオだの
雑誌で紹介するのには最高の謳い文句だが



実際は使い切れず、振り回され、車庫から出すのも億劫になる





もうちょっとコンパクトに

少しでもいいから、軽く




既製品である以上、 どうしても10割の満足なんて難しいものだ










なら、750か?

スーパースポーツやめるか?

外車にも目を向けるか?


現行車に拘る必要も無いか?






まあ

そんなこんなで、色々考えてた時に
ウッちゃんが「ポン」と、背中を押してくれたのだ





そうだよな

諸々、全て考慮して














アレしか無いよな









てな訳で




R1が売れてくれないと買えないし (いや、買えるんだけど)


今の時期に納車じゃ、車検が毎年寒くてかったるい




でも、今すぐ欲しいし 滅茶苦茶乗りたいし









ただ、それだけで



悶々としてるだけなのだ(笑)