すかいうぉーかー -17ページ目

すかいうぉーかー

CRAZY=SPELL−BOUND









ピットロードからコースインして、すぐに第2コーナー




擂鉢のように

下りながら曲がる、ボコボコに荒れた路面の小さなヘアピンは
本来なら、ライダーの1番嫌うシチュエーション








なの

だが









(マジか? 何だこのバイク)



一昔前のシルエット
タンクとシートカウルの間が綺麗に凹の字になったコクピット


その収まりの良さ

尻だけじゃない ライダーの だ
そして、驚くほど安定している





サーキットでは、初めて

と言うよりも、モトさんに付き合ってコイツを買いに行った時に 店の駐車場で軽く乗って以来




立ち上がり

そう鋭くはないが 250とは違う底力は
回転を高くキープする事をサボらなければ

年式を感じさせない程にパワフルな加速をしやがる



頭打ちは、流石に早いが
キッチリギアを上げて、もう1つ上を望むと
また、シッカリとした力が俺の背骨を撓ませる







3コーナーに、あまりキッチリ減速をせずに
赤い車体を放り込む


曲がれる気がした

今は、目茶目茶気を使っている
その基準の中で



薄汚れ、鈍く鼠色に輝くフォークが沈む

粘る、指先に伝わる 泥の先の鋼鉄のような感触



ディスクもパッドもキッチリ仕事をしている

少し乱暴にギアを蹴り
キツい登りに速度を吸い取られるV4に喝を入れる







目の前が、空のように開けた


コース全体を見渡せるような頂上

そこからの









(気合い入れろよ?)





頭を伏せ、両足で車体を捩じ上げると
手首を一気に振る



独特の嬌声を上げ、RVFが有らん限りの力でアスファルトを蹴る




綺麗な加速
あっという間に次のコーナーへのアプローチが、目前に




(  良い)














「・・・・っと」




拔かれた

3周もしてからだったろうか
後ろをついて来てたモトさんが、次元の違う加速で 一気に小さくなる







6R





そりゃ、コイツの後ろなんて 退屈だろうが
抜かれちゃったのが軽くショックだったりもする




実際、彼の成長は目を見張る


このまま走ってりゃ
俺やカトーぐらいなら、ガチでも抜かれちまうかも知れないぐらいに




彼の良いとこは、素直で バイクを楽しめるとこだ









(ちっと、追い掛けてみっか?)






あんまり無理はしたくないのだが、もうちょい本気で




身体を包む風が変わる
音が変わる


探るように大きく孤を描きながら、1つ1つの要求をランクアップする






追い込んでみると、RVFは本当に良いバイクだった
なんつーか、基本が物凄くしっかり作られているような感じで

やりたい事を1つ1つ積み上げて行きやすく
いきなり破綻するような感触はゼロ



本当に、全くコケる気がしない



風を巻いて殺到する、高速コーナーに
ブレーキを握りしめたまま、フロントタイヤをゴリゴリと擦りつけて





レブらないように気を使いながら、高回転を

シフトペダルを繰る足が忙しくなり、ラインを気にしだす

ブレーキは、そこまで突き詰められないが
突っ込む速度は最初とは雲泥の差だ



コース後半のハイスピードエリアで、突っ込みを取るか立ち上がりを取るか
色々楽しみながら織り上げて行く



高圧力の前後左右上下
ギュウギュウに力を加えられながら、車体は全く動じる気配を見せない




遠く離れたR6が、少しずつ少しずつ
近付いては離れ、また少し大きく
















(ん?)






アクセルを戻し

緩やかに最終を曲がり
そのままピットへ







いや、別に何かあった訳じゃない

















ただ

時間とか、タイヤの使い過ぎとかさ


借り物のバイクとか諸々


















今日は、こんぐらいでイイかなっていう

「遊び心」みたいな ね(笑)





(続


















こういう言い方も何だが

何度やっても、慣れないもんである



やたらと綺麗な、隔絶された空間で
夢と希望を呼び水に展開される、金のかかる話の数々ではあるが

それでも、どんなに頭では分かっていても
「なるべくなら良い物にしたい」ってのは、もうしょうがない話で



俺が最初に「良い」と思ったヤツが、ブッチギリで最高額だったりとか
その辺は、それなりの美的センスがあれば分かるように作ってやがるのだと思う






10発入りのクラッカーが¥20.000だとか

スチロール製のハート型紙飛行機みたいなのを、2階からばら撒くのが¥40.000だとかは
バカなんじゃないかと思うが



選べる範囲で、良い物を探すのは徒労でもなんでもないのだ












後は
































俺が撮った写真に、本人がショックを受けて

ダイエットの決意表明を、高らかに叫んでいるのを






リビングでテレビを観ながら、ニヤニヤ聞いてる俺が居るだけである(笑)
























こっち、見んな


 















今から慣らしに行って来る と、メールが来ました


多分、一撃で5~600km走る気なのでしょう








片方は、僕がキャンプツーリング企画しただけで買いました




もう片方は、ソイツに誘われたら 大型取りに行ってから買いました








両方で込み込みで 450万ぐらいですかね



僕は知りませんよ

何も言ってませんし、気が付いたらこうなってただけです



僕が、ドカなんか勧める訳ないでしょ(パニガーレは別ね)















今、この話したら
隣で寝起きの人が、 嘔吐いてます










フクピカって




すげええええええええええええ!!