胸の中に渦巻く物を 柔らかく抱いたまま
3コーナー立ち上がりからコースに入る
まだ、完全なドライか分からない
探るように大外から回り込んで、S字の切り返しに完全に向いてからアクセルを開ける
横Gが無いので、そのまま右に「クン」っと寝かし
たっぷりとコース幅を使って、ハイポイントの侵入経路を探る
ターンイン
まだ、角度は浅い
なんとなく記憶しておいて、まだ車体2つ分は余ったイン側を確認しながら 裏ストレートに立ち上がる
軽く開けると185psのキックが路面を蹴り
一瞬でレインボーへの飛び込みが眼前に迫る
キッチリ曲がって、搾るように
圧縮
空気が襲いかかる
まだ、伏せ切れてない首から上を持っていかれそうになりながら
ツルツルと滑る内腿でタンクにしがみつく
13000で作業のようにペダルを蹴り上げていく
260km/h
アクセルを戻し
ブレーキで調整しながら
まだ、準備や体勢作りが不充分だと 感覚が訴える
路面のパッチ(補修部)をどうカットするか探りながら右
開けて
はらんで
左の飛び込みをギラリと睨みつける
コッチは、普通に寝かせられる
切り裂くように
もう一度左
行ける
もっと
大きく右に
ブレーキは無しだ
ジッとシケインの入口を待ち、アウト側に真っ直ぐ減速
右
左
右 の、着くべき場所を舐めるように
分からない
まだ開ける量が、全然足りていない
10%を駆け上がる途中で2台にパスされる
やっぱり、ここが甘い
登りきって、サインボードを探す
まだ、タイムは出ない
そのまま
全身を大気に嬲られながら
(続
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