あったら便利なトルクレンチを検証してみる! | サイクルショップ“BOUNCE”のブログ  

あったら便利なトルクレンチを検証してみる!

今回ご紹介するのは、ヒロエナジーのコンパクトトルクレンチ#8847と言う工具!
コンパクトなのでツールボックスに入れて持ち歩ける。
サイクリング途中でサドルの上げ下げやハンドルステム調整など、カーボンフレームやカーボンパーツが主流にっている現在、トルク管理が重要になってきてますね!
締め過ぎでカーボンにヒビが入ってしまったり、怖くてトルクかけれず シートポストやハンドルが動いてしまったりなんて経験はないですか?高額なトルクレンチを持っていれば良いですが 出先でもあった方が便利ですね!
そこでこれがどこまで正確なのか実験してみました^_^

ヒロエナジーコンパクトトルクレンチ!


HEX3.4.5.6  T25  PH2  自転車に使いそうなのはだいたいありますね!


測れるのは10Nmまでで ばねテンションタイプ計測です。


今回は色々なトルクレンチと比較してみました!
パークツールの簡易トルクレンチ4〜6Nmまで.5刻みで管理てきます。

ダイヤル回して数字合わせて回すだけ!
数字のトルクがかかると カチッと一気にトルクか抜けて回ります。


これはグランジのトルクレンチです。
比較的安くて 一般ユーザーに一番多く使われてる?のかな?


2Nm〜24Nmまでかけられます!
自分でメンテナンスするには充分なトルクです。


こちらはプロ用5〜40Nmまで締められます。


ダイヤルで細かな設定が可能。


でこちらもプロ用の ばねタイプのプレート型トルクレンチ、原理はヒロエナジーと同じかな?



10〜90Nmまで締められます。


では全てあってるか調べてみます。
まず基準となるのが 1番高かったので一番正確であるはず^_^のこれで5Nmで締めました!

次はこれで!回らすカチッといいました。
オーバートルクにはならないものの ちゃんとトルクかかってるか不安タラー


これも5Nmgでカチッと抜けました!


最後にこれで5Nmの目盛りまでテンションかけると1ミリ弱  ほんの少し動いたかなぐらいでした。
普通のトルクレンチだと カチって音して適正トルクまでいったのが分かるのですが 最初に5Nmで締めものに対しては、相当狂ってないと それ以上のオーバートルクにはなりません、逆に言えばちゃんとトルクかかってるのかも分からないです。
でもヒロエナジーのコンパクトレンチは 力加減で目盛りまで持って行くので、5Nmの位置から少し動かすとほんの少し回りました 分かりやすいし、以外に正確!


正直これでだけでは分からないので基準をこのコンパクトトルクレンチにしてみて、他のトルクレンチで回してみました!
結果はどれも狂ってなく 数値はほぼ一致
1650円のヒロエナジーコンパクトトルクレンチはかなり優秀であると言う事がわかりました。
カーボンバイクの皆様  携帯用にサドルバックに入れておけば安心ですよ!