現在のJTWCの予想進路と予想最大風速は御覧のとおり。
幸い本格的に発達するのは南シナ海に抜けてからですが、今後変わる可能性もありますから厳重注意が必要です。
PAGASAの予想進路も概ね同様ですが、Tropical Cyclone Bulletin #7の予想雨量等の情報に注意が必要です。
- なお熱低か台風の二択の日本と違って、現在はまだTropical Stormでルソン島北部を過ぎたあたりでSevere Tropcal Storm、南シナ海でさらに発達してTyphoonと表示されます。
- これは風速で表示するJTWCと同様、視覚的に危険度を判断しやすくするためだと思います。
雨量や土砂災害等の危険性に対してはブリティンやアドバイサリーが発行されていますし、また南西モンスーンにも注意が必要です。
“ENTENG” SLIGHTLY INTENSIFIES AS IT DECELERATES OVER THE COASTAL WATERS OF VINZONS, CAMARINES NORTE
- HAZARDS AFFECTING LAND AREAS
- Heavy Rainfall Outlook
- Forecast accumulated rainfall: Today
- > 200 mm: Camarines Norte, Camarines Sur, Albay, Polillo Island, and the southern portion of mainland Quezon
- 100-200 mm: Aurora, the rest of Quezon, Catanduanes, Masbate, and Sorsogon
- 50-100 mm: Isabela, Quirino, Bulacan, Metro Manila, the rest of CALABARZON, Marinduque, and Romblon
- Forecast accumulated rainfall: Tomorrow (3 September)
- 100-200 mm: Isabela, Cagayan, Abra, Apayao, and Ilocos Norte
- 50-100 mm: Aurora and the rest of Ilocos Region, the rest Cordillera Administrative Region, and mainland Cagayan Valley
- Forecast accumulated rainfall: Wednesday (4 September)
- 100-200 mm: Babuyan Islands, Apayao, Abra, Ilocos Norte, and Ilocos Sur
- 50-100 mm: Batanes, mainland Cagayan, and the rest of Cordillera Administrative Region and Ilocos Region.
- Forecast rainfall are generally higher in elevated or mountainous areas. Under these conditions, flooding and rain-induced landslides are expected especially in areas that are highly or very highly susceptible to these hazards as identified in official hazard maps and in localities that experienced considerable amounts of rainfall for the past several days.
- Furthermore, the enhanced Southwest Monsoon will bring moderate to intense rainfall in other areas of Luzon and Visayas (especially along the western portions). For more information, refer to Weather Advisory No. 4 issued at 11:00 PM yesterday.
- 以下省略
現在のHazard Warningは御覧のとおりですが、今後さらに注意が必要です。
一旦弱まった南西モンスーンですが台風によって強まりそうです。
インド洋や南シナ海の暖かい水蒸気が運ばれてきますので、注意が必要です。
Southwest Monsoon
明日（9月2日）、南西モンスーンにより、西ミンドロ島、東ミンドロ島、カラミアン島、クヨ島、カガヤンシージョ島を含むパラワン島北部、アンティケ島では大雨から激しい雨（100～200 mm）が降る見込みです。一方、サンバレス島、バターン島、タルラック島、パンパンガ島、ヌエバ・エシハ島、パラワン島の残りの地域、西ビサヤ諸島の残りの地域、ネグロス島地域では中程度から激しい雨（50～100 mm）が降る可能性があります。
火曜日（9月3日）は、西ミンドロ島、カラミアン島、クーヨ島、カガヤンシロ島を含むパラワン島北部、サンバレス島、バターン島で激しい雨（100mmから200mm）が降る可能性があり、マニラ首都圏、カラバルソン島、パラワン島の残りの地域、ロンブロン島、西ビサヤ諸島、タルラック島、パンパンガ島、ヌエバエシハ島、ブラカン人。
水曜日（9月4日）までに、サンバレス、バターン、西ミンドロ、カラミアン島とクヨ島を含むパラワン島北部で大雨から激しい雨（100～200 mm）が降る可能性があります。また、マニラ首都圏、カラバルソン、タルラック、パンパンガ、ヌエバ・エシハ、ブラカン、パラワン島の残りの地域、ロンブロン、アンティーケでも中程度から激しい雨（50～100 mm）が降る可能性があります。
このような状況では、特にハザードマップでこれらの危険が非常に高い、または非常に高いと特定されている地域や、先行雨量が多い地域では、洪水や雨による土砂崩れが発生する可能性があります。 関係する公共機関および災害リスク軽減・管理機関は、生命と財産を守るために必要なすべての措置を講じるよう勧告されています。 PAGASA 地域サービス部門は、必要に応じて、担当地域に特有の大雨警報、降雨/雷雨注意報、その他の悪天候情報を発行する場合があります。
在比の方は雨、洪水、土砂崩れ等ご注意ください。