今月はFlores De Mayo(5月の花祭り)、フィリピンの全国各地で聖母マリアに捧げる1ヶ月間の祭りが行われます。
Flores De Mayoのメインイベントは、西暦321年にヘレナ女王がエルサレムで真の十字架(イエスの貼り付けに使用された十字架)を発見し、ローマに持ち帰ったのを記念するサンタクルーザンのパレードです。
この敬虔なカトリックの祭りはバチカンニュースにも紹介されています
ちょっと長文なのでクリックして翻訳してお読みください。
キリスト教を興したのはイエス(キリストは救世主という意味で、名前ではありません)だと思っている人もいるかもしれませんが、イエスはユダヤ教のラビ(宗教的指導者)です。
その教えは弱い人、貧しい人、苦しんでいる人に優しいもので、堕落したユダヤ教を正そうと、日曜日に聖都エルサレムに入ったとされるのがホーリーウィーク。
翌日から腐敗した宮中を正し、処刑されたのがGood Friday、処刑されたイエスが復活したことを祝うのが復活祭(イースター)です。
そしてイエスの死後、弟子たちがイエスの教えを布教し誕生したのがキリスト教とされます。
ローマ帝国は最初はキリスト教に対しても、他の宗教同様寛容でした。
しかし帝政後期には、皇帝崇拝が強要されるようになり、キリストのみを崇拝するキリスト教徒はそれを拒否し、激しい迫害を受け、殉教するものも多くなりました。
このような迫害にもかかわらず、下層民を中心としたキリスト教徒はローマ領内のカタコンベ( 古代ローマにおけるキリスト教徒の地下墓地、礼拝堂 )に隠れて信仰を守り、徐々に広がってゆきました。
そして313年にコンスタンティヌス帝のミラノ勅令によってキリスト教が公認され、ローマ帝国による迫害は終わりました。
さらに392年にテオドシウス帝によってキリスト教の国教化が行われるに至りました。
このコンスタンティヌス帝のキリスト教公認に大きな影響を与えたのが母親のヘレナ女王(フィリピンではレイナヘレナ)です。
ヘレナ(聖ヘレナ、コンスタンティヌス1世の母)による「真の十字架(真の聖十字架:イエスキリスト磔に使用された十字架で、キリスト教の聖遺物)」の発見は、キリスト教伝承において最も有名なエピソードの一つです。
4世紀初頭、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世の母ヘレナは、キリスト教の聖地エルサレムへ巡礼を行いました。伝承によると、ヘレナはユダヤ人の老人から場所を聞き出し、埋められていた3つの十字架を発見したとされています。
- 3つの十字架を病人に触れさせたところ、イエスの十字架に触れた時だけ病気が治った、または死者が蘇ったという奇跡が起き、どれが「本物(真の十字架)」かが判明したと伝えられています。
ヘレナによって発見された聖遺物は、各地に分けられたとされています。
- エルサレム: 一部は発見場所の「聖墳墓教会」に安置されました。
- コンスタンティノポリス: ヘレナは聖十字架の一部と「聖釘(十字架に使われた釘)」を息子のコンスタンティヌス大帝に持ち帰ったとされています。
- 各地への散布: その後、聖遺物は破片としてヨーロッパ各地の教会に贈られ、真の十字架の破片が世界中に存在する状況になりました。
■サンタクルーザン
西暦321年にヘレナ女王がエルサレムで真の十字架を発見し、ローマに持ち帰ったのを記念するのがサンタクルーザンのパレードで、Flores De Mayoのメインイベントです。
このパレードを見ても分かるかと思いますがマリア様崇拝の国で、日本と違って女性上位かもしれません。
わが家に限って言えば完全に女性上位です。
この動画の後半に高校生くらいの男女たちの見物人が映っていますが、子供の時から男女の壁は無いようですが、個人的な交際は親の許可を取ってから男性が申し込むことが多いようです。
その他にも女性が男性の家族と親しくなり、いつの間にか住み着くというパターンもあるようで、非婚化の心配はなさそうです。😅
女性が、母が大事にされる社会の方が家内安全で国も平和だと思いますが、日本がこれ以上人口が減らないためには、ほぼ全員が結婚したとしても、合計特殊出生率が2.1程度以上の条件が必要。
男性の生涯未婚率が3割近い社会の未来は暗そうである。