我が家の姫のお買い物 | 夢老い人の呟き

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■赤ちゃんのドレスを買いに行きました

 

我が家の姫(義息の赤ちゃん)は春先に満1歳の誕生日を迎えます。

何事もノンビリの我が家族ですがこういうことは気が早く、昨日は誕生パーティのためのドレスを買いに行きました。

 

パーティドレスというと親が着るのかと思うでしょうが、フィリピンでは赤ちゃんの誕生日にも着せるので、そのためのドレスです。

こんな感じです

 

※写真はインターネットからお借りしました。

 

女の子はこんな風に育てられるためでしょうか、フィリピンの男女平等指数ランキングはアジア最上位の世界第16位です。

これは英国の15位に次ぐランクでアジアでは突出しており、日本の146ヵ国中125位とは段違いです。

 

とにかくフィリピン人(全部が全部ではありませんが)は子供が大好きで、日本人には考えられないくらい愛情たっぷり育てます。

 

在比の日本人(どちらかといえば高年の男性かな)は「フィリピン人は子供を甘やかすばかりで躾が出来ない」と批判しますが、その代わり私の見た範囲では子供たちは優しくて親を大事にするし、反抗期のようなものも学校でのイジメも聞きません。

 

だからこれはこれで良いのではないか、他国の批判をするよりも日本の現状を見直したらどうかと言いたくなります。

 

 

■TUTUBANショッピングセンター

 

さて、昨日行った先はTUTUBANショッピングセンターで、安売りで有名なビルがいくつも立ち並ぶ、とても大きなショッピングセンター街です。

 

フィリピン女性は写真のようなドレスを着る機会が多いのでしょうか、ここにはこのようなドレスを売るお店が沢山あります。

 

いったい何店くらいあるのか分かりませんが、とにかくウェディングドレスのようなドレスを売るお店がいっぱい立ち並び、大人用だけでなく子供用、幼児用といろいろあります。

 

 

 

しかし最初のビルのお店にはちょうど良さそうなドレスが無く、まだ足元がふらつく私は嫁さんが「今日は涼しいからクルマの中で休んでいて」と言うのに無理して、嫁さんに手を引かれながら2つ目、3つ目のビルと周り、へとへとになりながらも何とか買う事ができました。

 

 

■シニアディスカウント

 

ところで私は外出の時は必ずACR-Iカード(Alien Certificate of Registration Identity card :外国人登録証)を携帯します。

外国人が外国人登録証を携帯するのは当り前だと思うかも知れませんが、私の場合はこれを見せればシニア割引が受けられるのです。

 

例えば食事の時は15%のVAT(付加価値税)課税前の価格から20%割引いて、その上VATが免税となります。

TUTUBANショッピングセンターのトイレは10ペソのPay Toiletですが、これも無料となります。

駐車場もシニア一人について70ペソ割引されました。

また道路を横断した時に止まってくれない車がいましたが、それを見た警察官が「シニアが横断しているのだから止まれ!」とドライバーに注意していました。

 

こんなところは日本も見習って欲しいものだと思いますが、少子高齢化の日本では難しいでしょうか?

 

 

NSCR(North South Commuter Railway:南北通勤鉄道)

 

なおTUTUBANはNSCR(North South Commuter Railway:南北通勤鉄道)の始点です。

 

NSCRは第1期のN1(マニラ・ツツバン~ブラカン州マロロス)、第2期の北方延伸のN2(マロロス~パンパンガ州クラーク空港)、第3期の南方延伸のN3(マニラ~ラグナ州カランバ)からなります。

 

ツツバンとマロロス間は2019年に工事を開始し2021年12月の開業予定でしたが、コロナの影響で工事が遅れ、現在はまだ高架の脚の上にレールの土台となるコンクリート床を載せている段階のようです。

今年開業の予定ですが、見た感じでは難しそうに見えますが、間に合うのでしょうか?

 

 

次の動画はCP-02(第1期の路線の北1/3くらいの区間)の一昨年末の空撮ですが、投稿者は住友三井です。

 

 

こちらは日本でいえば国交省に当たるDepartment of Transportationによる動画です。

 

 

 

第1期のツツバン~マロロス間はたったの38㎞ですが、マニラは交通量が多く酷い渋滞でマロロスからマニラまで車では1時間半かそれ以上かかります。

 

NSCRツツバン~マロロス間が35分ですから、人の移動はかなりNSCRに移るでしょうし、沿線の都市は渋滞なしでマニラに通勤できる通勤圏となり、転居する人も多いのではないかと思います。

 

そのためかマロロス市は現在どんどん開けていますが、都市計画のような事はしていなさそうなので、市内の道路はますます渋滞するのではないかと思います。

 

これから駅へのアクセスや人の動線を考えるとこの街はどんどん変わって行きそうで、そこに新たなビジネスチャンスも生まれると思いますが、多分お金になりそうな所はもうしっかり中国人が抑えているのではないかと思います。