“Metro Manila mayors lean toward recommending 15-day ECQ extension”によると15日以降のECQ(Enhanced Community Quarantine)を延長するか否か、メトロマニラの全市長が土曜日に全会一致で決定するということです。
DOH(保健省)は地域によってはGCQ(General Community Quarantine)に緩和できるとしていますが、市長たちはメトロマニラの各市は繋がっており、一部だけを緩和する選択肢はなさそうです。
人口1億93万人のフィリピンですが、東京23区とほぼ同じ面積に、1392万人と東京都全域に匹敵する人口が集中するメトロマニラ。
出典:https://www.macrotrends.net/cities/22109/manila/population
特にマニラ市には有名なトンド地区があり、ケソン市にもいくつかの貧民街があります。
大家族のフィリピンですが、小さな家に複数世帯が住むような地域があり、そういう地域の人口密度は凄く、またそういう地域の住民がGCQ(General Community Quarantine)のルールを守るとも考えにくいかと思います。
多くの市長さんたちがECQ(Enhanced Community Quarantine継続を推奨するのも当然かと思いますが、現在の予想としては15日延長ではないかと見られています。
感染カーブのフラット化がGCQへの緩和の条件ですが、現在はこんな感じです。
そして、これから4ヶ所のMEGA SWAB CENTERを開設し、25000人の帰国したOFWの検査も始まります。
【MEGA SWAB CENTERは次の4施設】
Philippine Arena
Mall of Asia Arena
Enderun tent
Palacio de Manila
これから検査処理できるラボを22から78に増やし、今月末には30000件/DayのPCR検査を目指しますが、これから検査が急増しても感染カーブがフラット化するかどうか?
今日のメイヤーさんたちの決定がどうなるか、注目です。





