まだEnhanced Comunity Quarantine解除は無理だと思っていましたが、今月30日まで延長されます。
14日までにMass Testing体制となり、今月末には1日1万人を目指します。
感染拡大を最小限に抑えつつ、発見と隔離で市中の感染者を減らしてゆければ、終息に向かう事も可能かと思います。
しかし住民の不満は溜まってきており、またそれを煽るような動きもあり、治安の悪化が心配です。
特に先日住民が逮捕されたケソン市などは、偽メール一つでまた先日のようなトラブルになりかねません。
また医療従事者に対する差別や危害も問題になっています。
ヴァレンズエラ市では彼らが自分のビレッジや家やコンドミニアムに入るのを妨げる、公共サービスを受けられない、ヘイトスピーチをする、さらには怪我をさせられるような事が報告されています。
( https://www.philstar.com/happens/856 )
場所は忘れましたが検問の医療従事者に酔っ払いが鎌で切りかかり、警官の静止をきかず、医療従事者を守るために警官が発砲し死亡する事件も起きました。
それを新聞が「ドゥテルテが殺せ(Kill)と言ったから」というように報道し、ドゥテルテは殺せとは一言も言っていない」とスピーチしていますが、政権の失墜を狙うかのようなニュースも流れるようです。
さらにバランガイリーダーや市職員の中に不正を働く者もあり、政権にとってはさらに困難な時を迎えることになるかも知れません。
