手術の1週間後、やっと退院する事が出来た。
私の両親は、彼と別れろと言った。
会う度に別れ話をして痣を作り骨折までさせられて、本当なら警察に通報しているところだと。
でも、それは私にとっても不味い。
私も覚醒剤をやっている為捕まってしまう。
両親は私がまた覚醒剤をやっている事を知らない…もしくは疑っていたかもしれないが、娘を信じたい気持ちで、やっていないだろうと思っていた。
次に捕まったら私は刑務所へ行く事になる。
しかもまだ執行猶予中のため、前科がプラスされロング刑になってしまう。
私はそれを恐れた。
なので彼は、暴力を振るっても私が通報しないと知っていた。
私は、彼の同意の上で少しづつ別れるから待ってくれ、心配要らないからと、両親を無理矢理なだめた。
何とか了解してくれた両親から条件が加えられた。
それは、もし彼と会う時は昼間だけにすること。
私もそれを了解した。
彼は不満そうだった。
退院後は実家で過ごした。
4日ほど経つと私の誕生日だった。
丁度私の誕生日の日、彼の兄貴分のカップルが温泉旅行へ行くので俺達も一緒に行かないかと彼に誘われた。
私は暴力を振るわれても、少しづつ自分の為にも彼と別れなくてはいけなくても、
まだ彼の事が好きで一緒に旅行に行きたかった、し、私は早く彼と覚醒剤をやりたかった。昼間少し会うだけでは実家で過ごす私は覚醒剤を使用する事が難しかった。
彼も私に覚醒剤をやらせたかった。
旅行の事を両親に話した。
勿論反対されたが、どうしても行きたかったので彼と一緒に両親に、行かせてくれと頼んだ。
問題なく過ごして帰ってくると約束
します、と言って、やっと了解を得た。
旅行の当日に祖母が、
「お前、今日は行かん方がいい。今日の朝ね、死んだじぃさんの夢見たんよ。なんや、家の玄関の前行ったり来たりしよっと。だから、お前の事を心配しよっと…」
と言う。
ばぁちゃん大丈夫だよ、温泉に行くだけだから、ちゃんと無事に帰ってくるよ。
祖母の夢はいつも不思議と現象化する。
でも私は祖母の言う事も聞かずに家を出た。
彼の兄貴分と、その彼女と彼女の子供で3歳と7歳の女の子が一緒だった。
途中で合流し、車2台で旅館へ向かった。
旅館に着くとすぐに2人の女の子と遊び、彼女達は私にとてもなついてくれた。
部屋は広い1部屋でだったので、2カップル一緒だった。
長女が、
「お姉ちゃん!私に浴衣着せてー!」
と言うので、私は皆の居る客間で着替えさせようとした。
「ここじゃ嫌!あっち行こう!」
と、長女は私をトイレに連れて行った。
ここで着替えるの!と彼女は言う。
「そっか、もうお姉さんだもんねぇ、皆の前じゃ恥ずかしいよね、ごめんごめん」
と、私は言った。
すると長女が、
「違うの。あの人が嫌なの。」と言う。
「あの人って、新しいパパの事??」と私が聞き返すと、
「あの人はパパじゃないもん。あの人ね、ママがいない時に私の裸の写真を撮って変な事するの…」
…児童ポルノだ。
私は、「その事、ママは知っているの?」と尋ねた。
「ううん、ママは知らない。だから、この事は誰にも言わないで、ママにも。お姉ちゃんと私2人だけの秘密だよ」
と長女は言う。
「うん分かったよ。」と返した。
私はとてつもない憤りを感じた。。
今身近にいるこんな幼い子が被害にあっている。
兄貴分も覚醒剤を常用していて、同じ凌ぎで車の窃盗も頻繁に一緒にしていた。
私は私の彼が凌ぎで車の窃盗以外に何をしているのか知らない。知らない方がいいし、多分聞いてはならなかった。
彼は常に忙しく、頻繁に何台もの携帯が鳴り、私はいつも覚醒剤と共にホテルに置き去りにされた。
兄貴分のポルノ行為が趣味の範囲内か、はたまた凌ぎとしてやっているのか、もしそうだとしたら、彼女の画像や映像はネット等で流されているに違いない。。
そう考えると心が破裂しそうだった。
長女はどう思って母親に言わないのだろう。もしくは言えないのだろう。
私は頭の中が真っ白になった。
夕飯前に、兄貴分の彼女と一緒に温泉に入った。
以前に何度か彼女と顔を合わせていたが、組員同士の彼女と直接接したり仲良くする事は何と無くご法度暗黙の了解の雰囲気だった為、いつも車の窓越しから軽く会釈をする程度だった。
なので今回こうして初めて2人で話す機会になった。
彼女の身体にも、多数の痣があった。
私もまだ抜歯していない手術したばかりの右手だった。
私達は絶対にここだけの話として、お互いのパートナーの暴力を打ち明けた。
彼女もやはり、別れ話をする度に暴力を振るわれていた。
暴力振るう男なんかとは別れたい。
でもその為に別れ話をすると、更にひどく暴力を振るわれる。
無限の地獄だった。
逃げても執拗においかけてくる。
私も以前、実家に逃げて居る巣を使った事があった。
日曜日の白昼に彼は私の実家に現れ、
「△△ちゃーん!△△ちゃんは、ひどい人だよねー!僕の事をこんなに好きにさせといて、君はもう好きじゃなくなったと言ってそうやって居る巣使ってさー!自分勝手だよねー!卑怯だー!出てこないなら、今から家に火ぃつけるからねー!」
と実家の前で大きな声で叫んだ。
近所の人も何事かとわらわら出てきた。
堪り兼ねた私はすぐに彼を家の中に入れた。
後に祖母や両親は近所中からの噂に耐えなければならなかった。
私が覚醒剤をやっていなければ警察に通報できた。
彼もそれを知っていたので、彼は常に私の身体に覚醒剤を入れておきたかった。
私も何度か覚醒剤を身体から抜いて、万が一の時の為には通報出来るようにしておこうと試みたが、彼は私に常に覚醒剤を与え、あの手この手を使って、私の身体から覚醒剤を抜かせないようにしてきた。
そして彼女も同じような境遇にあった。
続きは次に書かせていただきます。
愚かで未熟な私のブログを読んで下さって、ありがとうございます。
誰にも話せない事を、こうしてこの場を借りて書かせていただける事に感謝しています。
このブログのおかげで、少しづつ私の心の中のしこりがほどけていくような気がします。
気分を悪くさせてしまった方もいると思います。
ごめんなさい。
しかし今こうして書かせていただく事が私の心の支えとなっています。
私は今まで培ってきてしまった汚い言葉や感情を変える為に、今、語学留学でフランスに住んでいます。
まだまだ仏語が話せない私にとって、このように日本語を語れる事が心の拠り所です。
本当にありがとうございます。