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夕飯が終わって、私と彼女と子供達を残し、彼と兄貴分は出掛けて行った。
客室で子供達と遊びながら、私達は沢山話をした。でもそれはほぼ御法度だったので、小さな小さな声で。
別れたいけど、お互い簡単には別れられないですね、でも彼女さんには子供さんが、守るべきものがありますよね、だからやっぱり何とかしてでも別れないとですよね、お互いに…と話をした。
さもないと、長女が犠牲になり続けてしまう。その事は言えなかったけれど。。


以前付き合っていた若頭の兄弟分の話で、その人はとある一般人の夫婦に覚醒剤を売っていた。
その夫婦には10歳の女の子がいて、夫婦は品物を受け取ると「じゃぁすみません、ちょっとお願いしますね」と言って、毎回娘を兄弟分に預けてホテルへしけ込んだ。
その間、兄弟分は部屋に青いビニールシートをひき10歳の女の子に覚醒剤を打ち、思う存分その子を弄ぶ。。と言う話を若頭や兄弟分達は笑いながらしていた。


もしかしたら、今私の前にいるこの子達もそのような目に遭ってしまうかもしれない。。


夜中に男2人は帰ってきた。
朝いちで兄貴分カップルと子供達はお風呂に行った。
私は彼と二人きりになった隙に長女の事を話した。すると彼は優しく微笑みながら、
「△△ちゃん、子供ってさぁ寂しくて嘘つく事があるんだよ。だからきっとあの子もお母さんに彼氏ができて寂しいから、君に構ってほしくてそんな嘘をついてるんじゃない?」と言った。
いや、それはおかしい、子供はそんな風に嘘はつかない!貴方何か知ってるの?まさかこの事知ってたの⁈と私が問いただすと一瞬にして彼の顔つきがヒュッと変わり、
「△△ちゃん、これ以上この事に口出さない方がいい」と言った。
私は怖くなって何も言えなくなってしまった。
彼は確実に知っているし、もしかしたらグルかもしれない。


憤りと悲しみと不安と自分の無力さに絶望しながら旅館を後にした。
帰路の途中で兄貴分カップルとは別れた。私と別れたくないもっと遊びたいと言って次女は泣きじゃくっていた。長女と次女にまた今度必ず遊ぼうねと約束した。


その日は私の指の手術後の抜糸の日だったので、そのまま彼に病院へ行ってもらう予定だった。
がしかし、道中ずっとどうしようもない気持ちの私の表情を見て、何故か彼はまた前のように非常に苛々してきた。彼の目の色は完全に茶色になりいつにも増して苛立っていた。
私は恐ろしくて何も話せなくなった。それが更に彼を苛立たせ、あと300m程で病院に着くという時に彼の苛立ちは頂点に達し、彼は物凄いスピードで病院の前を素通りしその直後、何か硬いもので運転席から思いっきり助手席に座っている私の顔を殴った。何度も何度も殴ってきた。痛い、やめて!と言うと、今度は拳で力一杯私の頭を殴り続けた。
私は急な物凄い衝撃で訳が分からなくなり目の当たりがチカチカしていた。目を開けてる筈なのに、チカチカしているせいか、目がよく見えない。。目の辺りに違和感を感じて手をやると、右目の縁から何かペラペラした小さなものが出ている。。取ろうとすると目に少し痛みが走る。。鏡で見ようとしても自分の顔が、目がよく見えない。
「ねぇ、、これ何?」と、私が彼の方を向いて尋ねると彼は、
「あは⁈ お前何だよそれ!目からウロコが出てんじゃねぇかよ‼︎ もうまたかよ‼︎ お前どうすんだよそれ‼︎ 何でお前はいつも俺をこんな風に苛立たせて暴力振るわせるんだよ‼︎ 何で俺がこんな目に遭わなきゃなんねんだよ‼︎」
とめちゃくちゃな事を言った。
私は気を失った。


激しい頭痛で少しづつ目が覚めた時、彼は電話で必死に誰かと話をしていた。こいつ死んじゃったかも、どうしよう、何で俺がこんな目に会わなきゃならないんだ、全てこいつのせいだ、、、
私は、死んだと思われてこのままどこかに捨てられたら困ると思い、意識を集中させて何とか頭を上げてみせた。
動いた私を見て彼の怯えていた表情がほんの少しだけ和らぎ、
「何だお前、、生きてたのか、、ふざけやがって、、で、どーすんだよ、その目、病院行きたいかよ?でもそれ医者に何て言うんだよ」
第三者行為にならないように、道で転んでパイプに顔をぶつけたと、むちゃくちゃなシナリオを考えて私達は病院へ向かった。