【自作パソコン】CPUの定格運用について知らなかった?!の巻 | bottsuのブログ

bottsuのブログ

FF14&自作パソコン

 

自作パソコン参号機の構成は、

 

なのですが、自分的にはCPUは定格運用(オーバークロックなし)のつもりでいましたが、今更ながら間違っていることに気が付きましたので、シェアしたいと思います。

 

パソコンの電源を入れますと、数秒BIOS画面に移行する時間があります。

 

チョコボ BIOSとは

BIOSは バイオスと読みます。Basic Input Output Systemの略。

マザーボード上のROMに搭載されているプログラムで、パソコンがハードディスクにアクセスして、OSに主導権を渡す前、OSが起動する前の段階で、パソコンにつながっているキーボード、マウス、CPU、ハードディスクなどの管理や制御を行っています。

 
 

画面はこんな感じデス。英語だし意味わからない雰囲気が漂っております笑

 

 

 

 

パソコンはOS(Windows10など)だけで動作しているように感じますが、実はその前にBIOSという基礎プログラムが先に動作しています。

オーバークロックを詳細に設定する方は、このBIOS上で設定している方が多いと思います。

 

 

自作パソコンされない方は、まったく気にせず素通りする画面ですが、自作パソコンユーザーにとってBIOS画面はパソコンのパーツを最大限に活用するためにとても大切な設定画面になります。

 

私の環境ではASUS ROGのロゴ画面で「del」キーを連打しますとBIOS画面に移行できます。

 

するとこんな画面が出てきます。現在主流になっているUEFIのBIOSです。上のBIOS画面はUEFIが主流になる前のBIOS画面になります。

 

見慣れない方はなんじゃこりゃ!? になるのですが、私もまだわからないことだらけですじゅる・・

 

(メーカーさん、マザーボードの製品の違いによって画面構成や機能は異なります)

 

 

チョコボ UEFIとは

Unified Extensible Firmware Interfaceの略でグラフィカルな画面デザインやマウス操作ができます。UEFIだからといって設定できる内容に大きな違いはないのですが、テキストベースのBIOSに苦手意識を持つユーザーも少なからずいらっしゃる中で、GUI化によってある程度直感的な操作が可能になります。

 

 

本題に入りますが、BIOSを初期化して設定しておりましたので、CPUは定格運用(オーバークロック:以下OC)なしだとずっと思っておりましたが、プチOCしていたことが判明しましたので、参考になればいいな~という気持ちで書きたいと思いますにゃ

 

マザーボードがASUS ROG MAXIMUS IX HEROを前提にしておりますので、あらかじめご了承ください挨拶

 

 

CPUの運用方法の設定は3種類ありました。

 

1  Auto(自動)

 

2 Sync All Core

 

3 Per Core

 

BIOSを初期化しますと、2 Sync All Coreに設定されます。この設定ですと、CPUの全てのコアが4.5GHzになります。これはプチOC状態となります。私はこれを定格運用状態と勘違いしておりました。

 
参号機のCPUはIntel Core i7 7700K BOX (定格4.2GHz/TB有効時4.5GHz)です。
 
ここで重要になりますのはTB(ターボブースト)の解釈です。
 
チョコボ TBとは
インテルの主にCore iシリーズに搭載されている機能です。簡単に言うと、定格である動作周波数よりもさらに早く、自動的にプロセッサコアを動かすことができる働きをします
 
というなんとなくはっきりしない記載ですが、私の環境では定格4.2GHzですが、ターボブースト時は4.5GHzと表記があります。
 
通常は、定格の動作周波数で4コアが一定に動作している状態です。これがCPUの環境などにより2コアの動作で十分と判断されると、残りの2コアのスイッチが切られ、代わりに動作している2コアの動作周波数が上がります。こういった状態をクロックアップと呼び、規定値よりも性能をアップさせた状態となるのです。
 
ここが1番重要なのですが、4つのコア全てが4.5GHzの状態は定格とは言わないことを今回知りました。
 
上記の設定の中で定格運用となるのは1  Auto(自動)になります。
 
この設定にしますと4つのコアのTB時の周波数は
4.5GHz-4.4GHz-4.4GHz-4.4GHzとなります。
ASUSさんのユーティリティソフトでも確認ができます。
 
1つのコアだけが4.5GHzで残りの3つのコアは4.4GHzと表記されております。
 
この状態が定格運用だということです四つ葉
 
ちなみにBIOS画面の設定で2 Sync All Coreに設定しますと、ユーティリティソフトで全て4.5GHzであることが確認できます。
 
 
ぶっちゃけ、あまり影響はないと思いますが、プチOC状態であることを
知ってて設定しているのと知らないで設定しているのでは、違うと思いましたので、今回シェアさせていただきましたニコ
 
 
パソコンの世界は知らないことが盛りだくさんですチョッパー
 
 
 

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。