那覇での宿は「那覇グランドホテル」
「松尾消防署通り」…
那覇高校・開南交差点へ向かう大通りにあります。
戦後に「闇市」が立ち並んだところ…
そのホテルの南側、
地形の起伏を利用した緩やかなカーブで、
ちょっとした「垰」のところにある、
「謝花きっぱん店」…
「きっぱん」とは「橘餅」「桔餅」とか書きます。

琉球王朝時代の高級菓子…
地元原産の柑橘類数種を砂糖を加えて練り、成型したもの…
ほろ苦くもあり、
上品な味わい…
高価でもあり…

店内は大量の冬瓜が並び…「冬瓜漬け」の原料です。
(そのままでも美味しい…「鶏そぼろ肉のあんかけ」とか…)
店内にはちょこんとご高齢のおばあちゃんが一人…
奥の厨房に向かって、
「あーい、お客さんだよー」
「あー、どうもすみません…」
(お客さんに気を使って頂きましたか?)
店主のご婦人が奥から登場…
おばあちゃんは、
デイサービスのお迎えの車を待っている彼女の祖母さんなんでした。
沖縄のおばあちゃんは元気です。