「あぱぬく」とは「安波の子」? | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

名護市東江中学校から
ヒンプンガジュマルのある緑地へと向かう通りの一角に、
「あぱぬく橋」と称われる場所があります。
河川の橋の名称、ガジュマル、貝塚に、
その名称が僅かに使われていますが、
現在の公式な地名としては存在していないようです。

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一般に、
「ぱ」行が頻出するのは宮古島方言が有名ですが、
何故か離れた名護で同様の特徴が…
プカプカ(ふかふか)
プカプガトゥ(なみなみと)
プトゥプトゥ(ぶるぶる)
プルプル(ぶくぶく)
と云うパターンです。
「あぱぬく」の「あぱ」は、「安波」…
「ぬく」は、例えば「チンヌク」(鶴の子)→「~の子」の意…
山原地区にある国頭村の「安波」地区の祖先は、
浦添市安波茶からの移民とのことですが、
それと関係があるのかも知れません…

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「ヒンプンガジュマル」の古写真(昭和33年撮影)…
この画像の奥の琉球瓦の集落が、
その「あぱぬく」地区のようです。
今でもその佇まいの名残があります。