健やかな心身にこそ「福」来るべし… | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

東日本の復興のため、
西日本の我々こそがしっかり消費活動に勤しむ必要があるのでしょうに…
勤務先の業績不芳で給料は削減…
今夏のボーナスも一体どうなるやら…
住宅ローンの支払資金の捻出はどうしよう…
子供の教育費はどうやって…
挙句には、電気代の15%節約ですって?

日本全土で「エネルギー注入」が必要です。

知人のAさんが愚痴ってました~
支店の第5営業課々長の彼は、
年度末最後の県内全支店第5課運営協議会を主催する当番だったのですが、
1ヶ月前になって慌てて日程調整したところ、
最早支店長の日程は詰まっていて、支店の幹部連中を引っ掻き回して顰蹙を買ったそうです。
あちこちに無理をお願いして日程を譲って貰うのにコメツキバッタして回り…
副長から「何年この仕事をやっとんのかあっ !」と叱責され…
やっとピンポイントながら支店長と副長の日程を確保できたと安堵した途端、
県内の一支店から、行事が重なり出席不可の連絡が…
支店長から不興を買い、
「もう、おまえに何かに言うのは疲れた…」と呆れられ…
再び副長から「支店長は、私の指導が至らんと言ってるんだぞおっ !!」と長い説教を食らい…
でも、Aさんは弁解します。
「別に日中だけなら日程確保は簡単なんだから…
捌きが下手だと言われるのは、夜の『飲み会』をするための調整のことなんだよ~」
「飲み会の調整が出来なかったことで、俺の勤務評価は確実に下がってるんだ」
「もう、こんな職場には愛想を尽かす時なんだろうなぁ」

日本の何処の職場でも、よくある「男性社会」特有の悲哀なんでしょうけど~
中年にとっては、
「引き算ゲーム」で優劣の評価が水面下で進められ、
せめてもと与えられた中間管理職のポストも、
責任ばかり増え…
給料は部下より少なかったり…
そのうち、年下が上司となり、「何年この仕事をっ…」なる説教を聞かされる境遇となる…
テンション下がりっ放しなのが理解できます。
我が妻に言わせれば、
「そんな職場、バッカみたい…」

この話を那覇支店の知人、かの山入端君(仮称)(拙Blog過去記事2009.9.13「生粋のウチナンチュ 年収…」を参照して下さいな)にこの話を伝えたら、
「こわいさぁ…」
(相変わらず、前向きでなく、かと言って後ろ向きでもない、いい加減な感想です。)
 
彼曰く~
倒産会社の債権者集会に出席すると、沖縄では、
僅かに残されているであろう債権をどれだけ取り合うかの交渉は然ることながら、
倒産した債務者の今後の生活再建についてまで話し合いする事があるんだそうです。
沖縄の人々の心根にあるのは、
徒に相手を追い詰めないこと…
そうして同時に自分も責任を取らないこと…
と云う「失敗を認める寛容さ」なんでしょうね。
 
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さしずめ、Aさんには…
起きてしまった事は、もうなるようにしかならないんですから、
下手に失敗を糊塗しようと悪足掻して、返って泥沼から抜け出せなくなってしまわないように…
余り深く思い詰めないで済むよう、
「今は、給料が貰えるだけでも有難い」と諦めるか…
(なんでかねぇ)
スパッと思い切ってその職場を諦めるか…
(なんくるないさぁ)
と、割り切って気持ちを整理するしかありません。
健やかな心身にこそ「福」来るべし…
(命どぅ宝)
 
大した助言にはなっていませんけど、
言える事としたら、これくらいでしょうか。