小倉「シーサー屋」は満艦飾 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

小倉の街には度々行くので、一度寄ってみたいとずっと思っていたのが、
やっと叶いました。
那覇・松山辺りの歓楽街の観光客相手の居酒屋にも匹敵するような満艦飾…
幟がはためき、スピーカーから流れる三線民謡の大音量…
2階の暖簾を潜った瞬間、余りに広い店内にちょっと困惑…
 
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スタッフのニイチャンから「ティビチ焼き」を勧められましたが、
ここは定番を注文して腕調べ~
 
グルクンの唐揚げは、1枚の赤瓦を皿にしてアピール度十分です。
添えられていたのはスダチやユズじゃなく、本物のシークワーサーでした。
揚げ具合も十分で、骨まで結構バリバリ出来ました。
 
次の料理は、ナーベラーの味噌煮でしたが、
煮込みが速攻型なんで、ナーベラーが煮崩れしておらず立体のままです。
味が滲みてなーい。
業務用沖縄食材をそのまま安易に調理するからこうなるんじゃないの?
 
島らっきょうには、ちゃんと厚切りの鰹節が添えられてました。
よく理解していらっしゃる。
「グルクン」の時のお皿のアピール度に比較して、とても控えめなのが気にはなります。
 
そして、決め手になったのは…
カラカラが使われていない !
泡盛はショットものしか出しておらず、1杯700円×4杯飲んだから2800円!!
飲み放題の方が安いじゃん!!
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おっと、ここにカラカラの「抱瓶」があるじゃないですか !
「客が直ぐ破いてしまうので使わなくなりました。今は置物です。」ですと!!
 
 
お店のスタッフの皆さんはウチナンチュじゃありません。
それでも大将は、極真会の空手家です。
琉球空手との関係はよく判りませんけど。
宮古島への旅行帰りだそうですが、
宮古島は今、島田紳助のTVプロデュースの影響で俄かの観光客ブームで人が溢れているそうです。
そんな雑踏の中へワザワザ乗り込み、
素人観光客しか利用しないような宮古島シーカヤック(シーカヤックは八重山でしょう。そう云う区別を仮にするとしたら…)で喜んでいるようじゃ…
沖縄度はまだまだなんじゃないでしょうか?(失礼しましたっ)
 
カウンターに座ったお客さんは沖縄度バツグンでした。
小倉の潜水士さんで、
南西諸島を庭のようにして飛び回って(潜り回って)いる方でした。
与那国から南大東島まで !
大将の宮古島旅行も、この方のコネだったそうです。
 
どうのこうのと偉そうなことを言ってますが、
沖縄料理店のカウンター談義にぞっこんのめり込んでいる私です。