広島へ出張したので、広島一の老舗「琉平」へ立ち寄りました。

いつものことながら~
このお店の、素朴さと混沌さに惹かれ、ついフラフラと立ち寄ってしまいます。
で、いつも気になっていながら、いつも酔っ払ってしまって忘れていた質問~
「あの梁にぶら下がっている冬瓜で何をしているのか?」
多分、冬瓜が乗っかっているのは植木鉢だと思うのですが、
うっすら埃を被ってもいるようで、ただの飾りなのか…
冬瓜は、「冬」の瓜と書きますが、他の瓜と同様に初夏の産物です。
その冬瓜を、このようにして通気のよい場所にぶら下げておくと半年程度は保存できるようです。
でも、この方法は沖縄では通用しないだろう、とのこと。
その建物の構造上の問題とか、気温や湿度とかの影響があるので、一筋縄にはいかないようです。
冬瓜~沖縄では「シブイ」と言います。
淡白な味わいなので、暑い夏の「暑気払い」になる食材ですが~
お汁物の具や、味噌煮にして食べると、一年を通して美味しく戴けます。
今回は、戴くことが出来ませんでしたが、
ナーベラーンブシーと同じように「シブインブシー」とかあるんですかねぇ…
食べてみたいです。
ご主人の平良さんは、その冬瓜の下で、テレビを観ながらウツラウツラと居眠りをしていました。