石垣牛の思い出 | 「沖縄病」の楽しみ方…?

「沖縄病」の楽しみ方…?

空港に降り立った途端に味わうまったりとした空気感が好き…
「また来たよ…」とついニヤリとしてしまう…
先日戻ったばかりなのにもう次の訪沖のことを考えている…
そんなあなたの症状を改善? 助長? いたしましょうかね~

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肉にまつわる思い出をひとつ…

7年前の平成14年の石垣島です。
伊土名にある「めがろぱ」さんで、1Dayカヤックを家族で楽しんだ折のことでした。
その頃は、カヤックの経験も少なく、近くの吹通川を遡上して半日を漕いだだけで、すっかり草臥れ果てていました。

その時の昼休憩場所は、めがろぱの桝渕さん宅の自宅兼事務所の屋上でした。
そこで戴いたバーベキューが旨かったことと言ったら~
にんじんやピーマンやらの野菜が瑞々しくて甘くて、自然農法か何かの付加価値ものですか?
と尋ねたら、
「あそこのスーパーで買ったやつ」
とのこと。
まぁ、地物と云うことなんでしょうけど、それだけ土地が肥えているからなんでしょう。きっと。
新鮮だから…と云う次元じゃないと思われます。

そして、子供達は食べるわ、食べるわ~
肉は「石垣牛」、スパムのポークミートにも粗引きウィンナーにも食指が動きまくって、
親達は、普段見掛けることのない子供達の食べっぷりに呆れていました。
食事の締めで戴いた、ボロボロジューシーのおにぎりが嬉しかったです。
子供達は、既にもう満腹で見向きもしなかったですけど。

で、「いやぁ、こんなに子供達が無我夢中で食べることなんて、久しぶりですよ。ご馳走様でした!」
なんて感謝しながら梯子を下り、庭先に降りた所で、
石垣牛のブロック肉の塊がひとつ~

「あぁ! この肉、持って上げるの忘れてたぁ!!」

解凍しようと庭先のテラスに置いていたのを、そのまま忘れていたようです。
「これ、持ち帰りしますかぁ?」

ブロック肉をそのまま宿に持ち帰っても、なす術がありません。
「……いえ、もういいですよ……」

結局、親の私達は、その日は石垣牛には縁がありませんでした。
暫くは、石垣牛のことばかり考えていました。