変態の親玉 | お茶どうぞ(仮)

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変態の中の変態、KING OF HENTAI 
フランクザッパのサードアルバム
「俺達は金の為にやっているんだ」を紹介

ザッパと言えばチェスター・トンプソン
エインズレー・ダンバー、テリーボジオ
マイク・ケネリー、エイドリアン・ブリュー
スティーブ・ヴァイなど名うてのプレイヤー
(変態エリートとも言う)を輩出した


名門だが、そのボスであるザッパはこれまた
ずば抜けて変態なのである

本作もそのタイトルからして笑せるが
アルバムフォトがあの「サージェントペパーズ~」をパロっていて、ビートルズ側から許可を貰うのに約1年もの時を費やしたそうだ(おまけに使用には条件がありアルバムの内ジャケットならOKと許可が出たらしい)

一方歌詞の方ではヒッピー文化やベルベットアンダーグラウンド、キャンプレーガンを皮肉ったりしていて
収録曲「ハリー、あんたはケダモノ」や「水を黒くしよう」は検閲に引っ掛かかり大いに揉めた
(ザッパ作品はやはり日本盤で訳詞が欲しい)
管理人が所有している日本版のCDにはフランツ・カフカの短編小説「流刑地にて」が同梱されており、使用説明書として「この小説を読み終わるまでは、この作品を聴くべからず!!」との但し書きがされていて、自分自身この作品を聴き始めるのに数日かかった思い出がある

という具合にエピソードには事欠かないフランクザッパ作品だが、今作はポップ?でコンパクトな曲も多いことから意外と聴き易いのではなかろうか?🤔

息子のドゥイージル・ザッパ


親父の曲プレイすんで~