微熱少年(再) | お茶どうぞ(仮)

お茶どうぞ(仮)

音楽を中心に雑記など 好みはロックがメイン
映画はSFホラー系を好む


コメント歓迎



この映画を観たことがある方は
どのくらいおられるのか


監督は平成ガメラシリーズや
ゴジラなどの金子修介
主演は天宮良で他の出演者には
我王銀次や小沢なつきが出演




我王銀次はその早逝が惜しまれます
          我王銀次↑



魔女卵といえばプレゼンスが
そのままバンド役で出演してたなぁ
(特にPOPな2ndが好き)





作品は過疎化の進む村が発案した
嫁探しが題材のコメディであるが
これが今ではあまりにレアすぎて
近所のレンタル店にもなければ
動画サイトで予告編すら見つからない



まぁ映画の完成度はさておき
もはやレアすぎてカルト扱いになる日も
近いのではないだろうか・・



そんな「山田村ワルツ」を当時
前売り券を購入してまで劇場に
足を運んだ管理人には理由があった


というのも
この作品の中で村おこしの一環として
村祭りにバンドを呼んで盛り上げるという
シーンがあり、そのバンド役に
一般的なブレイクをする前の米米CLUBが
変名で(まったく隠す気はない)
バンド役として出演していたのである



ちなみに管理人が初めて観たコンサートは
米米CLUBの「シャリシャリズム」という
デビューアルバムのツアーだったという
事もついでに告白しておこう





しかし、今回はこのあたりの事を
記事にしようとしたのではない



そう・・
あれはまだ管理人が未成年の頃
「山田村ワルツ」のタイアップ
主題歌を米米CLUBがリリース
するとの事だったので
ほとんどすることのない
予約注文をしに行った時の話である








BACK TO~







当時の京都にもタワーレコードや
ヴァージンメガストアなどCDを扱う
大型店は既にあったのだが
これらは普段の生活エリアから
少し離れているためしょっちゅう
行くような店舗ではなかった



だから予約に向かったのは
地元に昔からあるレコードショップで
売り場面積は5坪もないだろう
と思われる超地域密着型店舗!
(ここも普段は行かない店だ)

この頃はまだアナログレコードの
流通が主流だった為このお店には
まだCDの専用棚すらなかったと記憶している



滅多に行かない場所だけに
恐る恐る店内に足を踏み入れる


店番には笑うと目がなくなりそうな
でも音楽には全く興味なさそうに
老眼鏡越を見つめる
おっとりした初老のご婦人がいた


「・・・・」


いらっしゃいませもなく
一瞥をくれる事もなく
視線を手元の雑誌に落としたまま
無言のまま管理人を認識する婦人



勿論先客など居るはずもなく
店内にはBGMすらかかっていない為
己の咳払いすら躊躇われる空気である


(さてと・・)


ここで問題なのが現在と違い
作品ごとの予約用紙など備えていない
という事実である



ならば普通に店のご婦人に
予約を頼めばいいじゃないかと
思われるだろうが



米米CLUBは映画とのタイアップ
主題歌発売に際して上記したように
変名を使用してのリリースを予定しており
それが「THE BLUE HEARTS」や
「REBECCA」だったりしたら
別に何の問題もなかったのだが
てっぺいちゃん何を思ったのか
ムード歌謡の雰囲気丸出しの



山田実
トップゴージャス


という名義でリリース!



さすがにこの名前を若者が
口に出すのはさすがに恥ずかしい!



当時の管理人はシャイボーイだった





そう・・まさに





清太

「カジャグーグーやで!リマールやで!」


節子

「ネバーエンディングストーリー
といえばファルコンやな!」




清太 

「節子!それファルコンちゃう!
金色のファルコや!」



節子 

「ここんとこずっと記事の内容ビチビチやねん」


清太「節子~っ!えーん









仕方ないな・・言うか

意を決して声をかける





管「あ、すいません」


婦「はい」


管「予約をしたいんですけど~」


婦「あ~はいはい、今控えまっさかいに
ちょっとまっておくれやっしゃ」


(この店は婦人がチラシの裏らしきメモ紙に
受け付けた予約を書き込むスタイル)



もぞもぞと筆記用具を用意しながら

婦「若い人が聴かはるカタカナの音楽は
私らようわかりませんねん~あはは(笑)」


などと軽口を叩いて
コミュニケーションをとって
くれるのですが
申し訳ありません
思いっきりの
ド日本人
を予約しにきました😑




婦「はい、ほなお名前を言うておくれやす」



管「え、えぇと・・嫁津波(1.5秒)」

恥ずかしさから早口になる管理人



婦「はい?」


(チッ)
管「嫁津波(2秒)」



婦「すんまへんもう一回言うておくれやす」



(耳👂!ガーン


管「よ.め.つ.な.み(4秒)」




婦「よ~め~つ~な~み~と」


早く済ませたいのに声出し復唱
するんじゃないよ~タラー



婦「歌手のお名前は?」



管「山田」



婦「や~ま~だ」



相変わらず復唱するご婦人



婦「いらっしゃいませ~」



ここで学校帰りの女子高生集団が入店
(先ほどより愛想いいじゃねぇか
こんにゃろう)


婦「え~と、山田何でしたかいね?」



管「実」



婦「み~の~る、と」


(女子高生にグループ名聞かれたら
ダサいと思われるやんか!)



管「トップゴージャス(1秒)」



婦「え?」

ムカムカええ加減一回で聞き取れや!)



若干怒りを帯びたトーンで

管「トップ!」


ノンビリした口調で

婦「トップ?」


結構強めに

管「ムカムカゴー!!」



おかしなイントネーションで

婦「ゴ~?」



吐き捨てるように!

管「ジャス!」



疲れたように

婦「ジャス?」

管(・・・😩😩😩)



「はいはい、ほな確認しますね」

(おぉハッはよせいや!)



「やまだみのるととっぷご~じゃすの
よめつなみで間違いなかった?」


狭い店内の為、否が応でもこちらを
注視する女子高生集団ガーン


(ないない!間違いない!
これ以上羞恥プレイ続けるなってムキー


「はいそしたら発売日には
取り置きしておきますので
お待ちしておりますね」



JKの視線を気にしながら
そそくさと店を後にする
若き日の管理人であった・・



とまあ、こんな顛末というか
思い出話である



今は通販のボタンをクリックすれば
済んでしまう事も多いだろうから
対面販売の良い面も悪い面も
知る機会が減っているかもしれないなと
思います



今回もアチコチに話が
飛びまくってしまったが一体
登録テーマは何にすればよいのか?


それが目下の悩みである


音源の捜索しましたが
見つかりませんでしたので
最初期アレンジのシュールダンス
貼っておきます