「香君」「スピノザの診察室」 | なんてことない愛しい日々よ

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なによりも大事なのは日常

どもです



前回の『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』も

良かったけど

続けて届いたこの2冊はドキドキしながら

一気に読ませる本でした




  香君 

上橋菜穂子


オアレ稲という神郷から授かった稲で大国となったウマール王国。香君という生き神様の庇護の下、この稲の栽培のみで発展して来たが、ある日虫害が発生してしまう。時を同じくして香りで万象を知る一人の少女アイシャが帝都にやって来た。



何の因果か米🌾の話でびっくり


こちらは虫害の拡大を止めるには稲を焼くしかないという瀬戸際です


美味い話には裏がある

オアレ稲っていうのは国を大きくもしてくれたけど扱い方を間違えると大変なことになる妖しい種なんですよ


その稲がキテキテ〜と何かを呼んでいる

呼んでるような感覚を匂いで感じているのは

香りで万象を知る少女アイシャ


何を呼んでるのよぉ〜 指差しってね、

ドキドキで読み進めます


上橋菜穂子さんの作品はやっぱり面白い




  スピノザの診察室

夏川草介



雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。



退院していく人が殆どいない原田病院

受け持つ患者さんは皆望みのない高齢の重病人ばかり

『頑張らなくていいんですよ、でも急がないでね』穏やかなマチ先生に次々に看取られて行くのに読んでて安心出来るって凄くないですか?


時に手術で一流の内視鏡の手技も発揮するという心臓バクバクの件もあって、あっという間に読了です


続編があるのは必ずでしょ!!

度々出てくる京都の銘菓も楽しみニコニコ