心の中にある「嫌われないためのルール」 | bottirikoのブログ

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自分や家族のため、社会のために働く人をサポートするカウンセラーのブログです。

 職場で、上司や同僚から予期しない時に声をかけられた。

 声をかけてきた人の顔は、眉間に眉を寄せていて、

 何か困ったような顔をしている。

 

 何を言われようとしているのか想像できない時、

 あなたはどのような反応をされるでしょうか?

 

 

 私は、仕事上のことで注意を受けるのではないかと

 思ってしまうことがありました。

 「えっ、私、何か良くないことをしたのかしら?」

 と思って、不安を感じて緊張します。

 

 気取られないように、「はい。何でしょう?」と、

 平然とした態度で応対しているのですが。

 

 そして、お話しをお聞きしますと、

 「なあんだ、頼みたいことがあっただけなのか。」

 と解り、注意されてお叱りを受けるかもしれないと

 思った自分のことが気恥ずかしくもあり、

 ホッとした時点でおかしくなります。

 

 きっとね、私に思い当たることがなくても、

 相手の気に入らないことをしたかもしれないという不安と、

 相手に否定されるかもしれないという恐怖感が

 無意識のうちに湧きおこってくるのかもしれません。

 

黒猫

 

 私たちの心の中には、親や周囲のしつけのお陰(条件付け)

 で、人間関係を円滑にしていくためのルール、

 「人に嫌われないためのルール」が埋め込まれています。

 

 例えば、「人の気に入らないことをしてはいけない」とか、

 「人に親切にしなければならない」とかね。

 

 ルールに違反するのは「悪いこと」と思っているので、

 ルール違反をやったかもと思ったとたん、条件反射的に

 罪の意識を感じてしまうようです。

 

 もし、違反していたとしても、素直に謝ることができれば、

 「お互い様よね。」の関係が損なわれなければ、

 罪の意識めいた感情は消えていきます。

 

 が、人から嫌われることを強く恐れていますと、

 素直になれなかったり、自分を正当化したくなることがあります。

 嫌な感覚(罪悪感)から自分を守ろうとしているのですが、

 反対に、強い罪の意識を感じて苦しくなることがあります。

 

 働く人の悩みのトップに人間関係が上がっていますが、

 必要以上に罪の意識を感じることで、

 防衛機制が働き過ぎて、

 悪循環が生じている可能性があるのかもしれません。

 

 

  キャリア&心の相談室  CORE より