職場で、上司や同僚から予期しない時に声をかけられた。
声をかけてきた人の顔は、眉間に眉を寄せていて、
何か困ったような顔をしている。
何を言われようとしているのか想像できない時、
あなたはどのような反応をされるでしょうか?
私は、仕事上のことで注意を受けるのではないかと
思ってしまうことがありました。
「えっ、私、何か良くないことをしたのかしら?」
と思って、不安を感じて緊張します。
気取られないように、「はい。何でしょう?」と、
平然とした態度で応対しているのですが。
そして、お話しをお聞きしますと、
「なあんだ、頼みたいことがあっただけなのか。」
と解り、注意されてお叱りを受けるかもしれないと
思った自分のことが気恥ずかしくもあり、
ホッとした時点でおかしくなります。
きっとね、私に思い当たることがなくても、
相手の気に入らないことをしたかもしれないという不安と、
相手に否定されるかもしれないという恐怖感が
無意識のうちに湧きおこってくるのかもしれません。
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私たちの心の中には、親や周囲のしつけのお陰(条件付け)
で、人間関係を円滑にしていくためのルール、
「人に嫌われないためのルール」が埋め込まれています。
例えば、「人の気に入らないことをしてはいけない」とか、
「人に親切にしなければならない」とかね。
ルールに違反するのは「悪いこと」と思っているので、
ルール違反をやったかもと思ったとたん、条件反射的に
罪の意識を感じてしまうようです。
もし、違反していたとしても、素直に謝ることができれば、
「お互い様よね。」の関係が損なわれなければ、
罪の意識めいた感情は消えていきます。
が、人から嫌われることを強く恐れていますと、
素直になれなかったり、自分を正当化したくなることがあります。
嫌な感覚(罪悪感)から自分を守ろうとしているのですが、
反対に、強い罪の意識を感じて苦しくなることがあります。
働く人の悩みのトップに人間関係が上がっていますが、
必要以上に罪の意識を感じることで、
防衛機制が働き過ぎて、
悪循環が生じている可能性があるのかもしれません。

