勝手に期待し、勝手に失望し、
親って勝手だよー
「私の育て方が悪かったのでしょうか!?
私の言うことを一つも聞いてくれなくて!」
既に成人されたお子さんに対して、
このように言われる親御さんがいます。
「私の育て方が良ければ、子どもはちゃんと育つはず。」
「私の言うことを子どもは聞くはず。」
といった親御さんの考え方に関わっていくのは、
少々難しいものがありますが・・・
この親御さんの言葉を聞きながら、内心
私はホッとしています。
なぜなら、子どもさんは親の思い通りには育たなかったのです。
いつまでも、親御さんの言いなりにはならなかったわけです。
つまり、そこには子どもさん自身の意思があるということです。
子どもは、「自分として生きる」という種(CORE)を持って
生まれてきています。
種はかたい殻で守られていて、少々のことでは壊れません。
古代ハスとは違って、人は自分で自分の種から
芽を出すこともできるし、花を咲かせることもできます。
今からでは遅いってこともありません。
いつでも、今ここから出発できます。