物件101 北海道 夕張市 北炭真谷地炭鉱 | ボヤジャントの呟き。

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過去に行った廃墟探索、今後行う廃墟探索を振り返りつつ、政治経済の話題、時事問題、雑談や長年の趣味であるバイクやギターなどについて雑談して行くのです。

取材日時 2007年 8月13日

コメント・やっと探索らしい探索が出来た最初の物件となった。
それまでは、外から見るだけの現役施設や、完全に施錠された廃墟(管理物件)ばかりの連続で、出だしから苦難の連続であったのだが
ここで、ようやく内部での探索を思う存分展開する事が出来た。
だが、残念な事に北海道の炭鉱全体に言える事は、閉山してからの時間がかなり経過しているという事、故に一部の炭鉱施設を除いて殆どの施設が取り壊し、または坑道入り口が恐ろしいまでの頑強なコンクリートで封鎖されており、一切の立ち入りが困難で有る事だった。
まだ、探索を始めたばかりではあるが、出発前に調べた限りでは、本州の廃鉱山のようなウェルカム状態はあまり期待しない方がよいのだろうと覚悟はしていた。
それだけに、残された僅かな建物の中に入れて、しかも遺物が少しでもあれば、それだけで大喜びしてしまう。
今回の真谷地はその期待に見事に答えてくれた最初の産業遺跡となった。

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