超長期廃墟探索ローラー作戦 物件146 岡山県 中国電力旧倉見川第二発電所 | ボヤジャントの呟き。

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取材日時 2008年 9月5日

コメント・前述の「廃織物工場」に続いて発見した未既出物件である。
今回はあの津山三十人殺しの犯人であった都井睦雄の生まれ故郷である「倉見集落」へ向かう途中で偶然発見したものだ。
倉見側に沿って遡って行く県道を車で移動中、たまたま川向こうの藪の向こうに見えた周囲の民家群とは明らかに場違いな大型コンクリート建築物が目に止まり、その正体を確かめるべく、近くで草刈をしていた原住民にその事を尋ねたところ、発電所である事が判明した。
しかし、実際に現場に入り内部を調査してみたが、当時を偲ばせるような遺物は皆無で、その後ホテルに戻り携帯で色々と検索をしてみた所、上記の物件名が正式名称として確定したのである。
画像をご覧になって分かるとおり、外観はかなり期待が持てるような保存状態だったのだが、内部は完全に物置と化しており、発電所にあるような大掛かりな機械や、装置類は全く残されていなかった。
だから見所という物は無く、wktkしながら内部に入ってみたが、期待は脆くも崩れ去ったと言っていい。
それを引き換えにしても、あの田園風景の中に忽然と聳え立つRC構造の建築物は相当に異様な雰囲気を漂わせているのは確か。
見て損は無いと思う。簡単に見つかるしコンクリートの廃墟が好きな人なら、近所の人に声を掛けて近寄って見るくらいなら誰でも簡単に出来る。

       

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