取材日時 2008年 9月6日
コメント・プチ軍艦島・・・いやプレ軍艦島という捉え方でこの島にやってきた。
残された廃墟(遺構)は某企業により独占的に管理されているが、突入は容易だ。
監視カメラがある訳でもなく、忍び返しの有刺鉄線がある訳でもない、正面には頑強な鉄の門が有るが、迂回すれば近くの山から簡単に敷地内に入れる。
もし合法的に中を見て廻るには、インターネット限定で申し込みを数日前に行い、完全予約制でガイド付きで限られた場所のみを案内してもらうと言うかなりの鬱陶しいものしか用意されていない。
モチロン俺はそんなものには一切関わらず、独自に探索を決行した。
とある小さな漁港から出る船に乗り、10分位で島に到着。直ぐに精錬所に向かい裏の山からサバゲーの如く物陰に隠れながら敷地内に侵入し、撮影を始めた。
撮影を始めて20分位たった辺りで、受け付けを済ませた一般観光客たちが精錬所敷地内に集結し始めた。
先頭をガイドが歩いて、周囲を指差しながら色々と説明をしている。彼らに見つかったら面倒なので、とにかく目撃されないようにソソクサと狙撃兵の如く低い姿勢で移動をしつつ、カメラを構えては撮影、三脚を立てては撮影を続けた。
結局最後は、遊歩道に置いておいた三脚から離れて建物の陰で撮影をしていた所を歩いてきたガイドに持っていかれ(忘れ物と思って持っていこうとしていたらしい)、それに気が付き取り返しに行ったところ「お客さんID持ってませんね?何処からお入りになったんですか?」と言われ「裏山から入った、普通に入れるよ」と落ち着いた調子で答え、三脚を返してもらい、ついでに正面ゲートを開けてくれた。うまいことに全ての区画の撮影が終わった後に見つかったので、俺にとってはなんの不足も無かった。
それ以前に、有人島なのに売店などが殆ど無く、これでよく生活していられるものだと思うほどに、観光客を迎えるインフラが整っていない。
静かな離島でのバカンスを楽しみにしたければ、犬島はお手軽に上陸できる場所では有るが、俺にとっては日差しから逃れる場所が無いシンドイだけの島だった。
そんな印象しかなかった。
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