取材日時 2008年 8月21日
コメント・言わずと知れた超有名物件。どちらかと言えば炭鉱関連の産業遺跡というよりは心霊スポットのほうが通りが良いという、不名誉なネームバリューがある。
この円形校舎を見つけるまでに意外と時間が掛かった。
何せ、有ると予想されていた川沿いの道を歩けど歩けど景色に変化が現れず、何度途中で引き返そうかと思ったほどに藪が深く、「こんな山奥の交通不便な場所に小さな子供を通わせる施設が本当に有ったのか?」と思ってしまったからだ。
だが、暫く迷いながら歩いているうちに川向こうに体育館と呼ばれる廃墟が僅かに見え、その先に忽然と一本の橋が現れ向こう岸に渡り、廃道に近い道をヤブ漕ぎしながら進む事10分少々(こういう時はもっと長く感じられるものだ)歩いた先に、先ほどの体育館が出現。
屋根が完全に落ち、遺物というものは全く無かった。天井に巨大なスズメバチの巣があり、満足に探索できず数枚の写真を撮って早々に退散。
そして、さらに戻る方向へ歩くとヤブを掻き分けた跡が多数見つかり、その先に円形校舎が姿を現した。
「DQN達もこんな山奥までよく来るよなぁ・・・・」と思えるほどに交通の便は悪い。ツッカケやビーチゾウリで廃墟に訪れるようなDQNがここまで歩いてこられるとは意外とも思える。
校舎の中はご存知のとおり、殆ど自然の力と人間の力によって破壊され、当時を偲ばせるものは殆ど無い。
感慨に耽られるような物が無い為に、とりあえずは「有名所を見る事が出来て良かった」という程度の満足感しか味わえなかった。



