取材日時 2007年 8月12日
コメント・物件番号の順番は前後するが、鹿ノ谷倶楽部を探索する前に、夕張の町を巡ってみた。
この色々な意味でダメになってしまった町に、どれくらいの廃墟廃屋があるのかを、まずはウォーミングアップとして見て廻りたかったからだ。テレビで放映されていたのは、シャッターを下ろしたままの商店街や、人気が無くなったメロン城などの、比較的程度の良い物件ばかりだったのだが、いざ街中に足を踏み入れてみると、想像以上に朽ちた建物が多いことに目が止まる。
こんなに、当たり前のように廃墟、あるいは空家が林立している町はそうそう無いと思う。
このまま財政状況が改善しない限り、また来年さらに次の年と、町の中には次々と廃墟が増えていくのは間違いないだろう。