取材日時 2007年 5月4日
コメント・仕事でよく通る大幹線国道からいつも見えていたので気にしてはいた。
しかし、建物そのものはさほど大きいと言うほどのものでもないし、車が停められる場所が無い、通り過ぎ様に見ると凄まじいまでのDQN爆撃を受けていることも分かっていた。
しかし、その物件が立っているロケーションは、川沿いの眺めのいい高台に有り、明日の東北行きの為にそこを夕刻に通過すると、夕日に照らされて赤く燃え上がるように佇む姿を見て、「中身はともかく、とりあえず見に行ってみるか」という気持ちになった。
この廃墟、実は結構有名で(あの目立つ場所に立っていればそれも頷けるが)有名どころのサイトや、中堅のサイトでも紹介されている。
この廃レストラン、実は営業拠点を近所に移転させて、今でも営業しているのだと言う。
目の前を走っている国道が4車線化され、通過スピードが大幅に上がり、「あ、レストランだ。」と思ったら通り過ぎてしまっていたという現象が起きるようになり、客入りが劇的に経減ってしまったというのが店じまいをする事になった理由と聞いている。
故に建物だけが取り残され、目立つ場所にあるのでDQNの格好の標的にされ、火は放たれるわ、徹底的に破壊されるわで、目も当てられない惨状に成り果ててしまったのである。
遠くから眺めただけでは、熟成の進んだいい感じの廃墟としか見えないが、いざ近くによって中に入ってみると・・・・。
余り語ることは出来ない廃墟だった。
としか言えない。関連画像はこちらhttps://photos.app.goo.gl/TUPNG6Sq8gKg3pAt8