2005年 7月22日
コメント・これまで多くの廃墟を探索してきたが、その殆どは工場とか倉庫とか、大型ホテルや病院などの大物ばかりだった。
しかし飽きというものは必ず訪れるもので、最近は小ぶりで地味めな印象があり、一部の廃墟好きからは敬遠される事もある「廃屋」というものに興味を持つようになってきた。
その決定打となったのが「本庄の心霊豪農屋敷」だった。
元情報は群馬を中心に活躍されている廃墟探索家「ojiya」さんの「設定チキン」というサイトにてその存在を知り、その建物全体の意匠、内部の様子を見て衝撃を受けたのである。
最近はこの手の日本家屋というものが急速に消滅しつつあり、あってもリフォームされて今風に変身してしまったりしていて、無人となった民家を探す事自体が非常に困難で、首都圏では満足に保存されていて誰でも探索できるような廃屋と言うものは殆ど無いと言っていいだろう。
2004年の9月に、オレは一度この地に赴いて豪農屋敷を探した事が有った、しかし実際に探していたエリアが提供された情報とは見当違いの場所だった為に断念、その後は暫く近づく事すらなかった。
そしてここに来て俄かにマイブームとなりつつある「廃村・廃屋」である、スタートは「廃村 峰」で受けたなんともいえない感覚だった。
これは今までの大型廃墟で感じたような一種独特の威圧感とは違う、何か懐かしいような悲しいような、砂を噛むような不思議な感覚だった。それがどうやら癖になってきたらしい。でもって再びこの地に赴く事を決意したのである。
某巨大掲示板で、すでにHTMLされたスレッドにも「豪農屋敷」の情報が僅かに残されては居たが、これを元に物件を探すと言うのはまさに「上級昇級試験」に値するようなほどに難しいものだった。
だが、前回の探索から2年近くが経った今当時に比べても情報は増えた。オブラートにくるんだようなぼやかした情報であっても、それから場所の特定を導き出せるようになり、今回の再訪問は正に当時と比べればピンポイントと言い切れるほどに絞り込めていた。


