物件54-1 埼玉県 太平洋セメント秩父工場 その2 | ボヤジャントの呟き。

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過去に行った廃墟探索、今後行う廃墟探索を振り返りつつ、政治経済の話題、時事問題、雑談や長年の趣味であるバイクやギターなどについて雑談して行くのです。

2007年 4月30日


コメント・関東地方には現在巨大廃工場という物は大変に少なくなってきている。
千葉には東京プライウッドという地元民としては充分に自慢できる大型物件がかつては有ったが、今はすでに倉庫に転用されてしまい、その威容を見ることは出来ない。
高崎には豊和製紙という大型工場があったが、これも取り壊された。北茨城にはオレがテレビ局にロケ地として紹介した日本加工製紙というところが有るが、ここも大部分が取り壊され、一部の施設と煙突が残されているのみである。
足尾銅山も最近入手した情報では老朽化した施設から取り壊しをしているらしいし、とにかく加速度的にオレのお気に入りが姿を消しつつあるというのは、本当に心が痛む。
そこへもって、関東地方の最奥部に位置するこの地方都市には、全ての施設が手付かずで残されている巨大工場がある。
いまや、関東地方の廃墟マニアにとっては、国宝級に値する貴重な大型物件だ。
今回、二度目の探索と相成った訳だが、結果は大成功と言える物となった。
それまでの準備をしっかりと整えておき、万全の体制で臨んだので当然といえば当然だったが、やはり予想以上に体力を消耗する難関続きだった。
生命の危機を感じるようなアクシデントは無かった、管理人に見つかるような事も勿論無かったので、ストレスというものは全く感じなかったし、3時間にも渡る探索で動画を数本、撮影した画像数は300枚を越えた。
とにかく、能書きはこれまでにして見ていただくしかない。
あまりのボリュームに途中で疲れてしまうかもしれないが、是非一気に見ていただきたい。

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